企画者より
2007年『ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー』誌で世界111の島から「世界で最も魅力的な島」NO.1に選ばれたデンマーク領フェロー諸島。緑に覆われた18の美しい島々には北欧ヴァイキングの古い歴史があり、住民はその文化を受け継ぎながら生活を送ってきました。歩きやすい地形と息をのむような絶景ポイントが多い為、この島をハイキングで楽しみたい!と憧れるハイカーも少なくありません。世界で1番小さな首都トシュハウンでゆっくり6連泊しながら短い夏のフェロー諸島の滞在をお楽しみ下さい。
ツアーの見どころ
フェロー諸島独自の文化
北欧らしいカラフルな木造家屋と断熱効果のある草屋根の伝統家屋が特徴的です。最初に定住したノルウェー・ヴァイキングの影響が色濃く残り、現在も中世のノルウェー語(フェロー語)を話し、他のヨーロッパ諸国では廃れてしまった、キリスト教文化ではない「チェーンダンス」が国民的なダンスとして今も踊り継がれています。
9世紀、フェロー諸島では、ヴァイキングの伝統「すべての自由民は議会に参加できる」という原則に基づき、各村から人々が集い、野外集会が開かれます。その場所が現在のトシュハウンです。15世紀にはデンマーク国王がフェロー語の筆記を禁じますが、人々は口承し、各島々に残るお伽話や伝説とともに語り継がれています。
フェロー諸島とは?
ノルウェーとアイスランドの中間に位置するデンマークの自治領。人口は約5.3万人。
伝説によれば、6世紀に入植したアイルランド人修道士たちは、スコットランドを出港して数日後にこの群島を発見しています。フェロー諸島を「羊たちの島、鳥たちの楽園」と表現しました。フェロー人の祖先は、9世紀にノルウェーから逃れ、新天地を求めて定住したノース人の農民です。海鳥など鳥類が多く、草屋根など昔ながらの長閑な風景がそのまま残る美しい島です。
ミキネス島パフィンウォッチング
夏、フェロー諸島西部では、“海のピエロ”で人気のアトランティック・パフィン(ニシツノメドリ)の巨大な群れを観察することができます。ミキネス島では、毎年約12万5千ペアのパフィンが子育てのためにミキネス島へ戻ってきます。4月末から5月にかけて、飛来してきたパフィンは、最初はパートナー探しのため、海上で多くの時間を過ごします。つがいになったパフィンは、6月中旬になると陸に作った営巣地に移動します。7月、雛が孵化し始めますが、巣ごもりは続き、実際に島から巣立っていくのは8月末です。ミキネス島では、海、陸、空でおびただしい数のパフィンを近距離で観察することができます。
ブティックホテル「ハフニア」
旧市街のメインストリートに位置しているので町歩きに便利です。モダンですが、木の温もりを感じる部屋には、WIFI、冷蔵庫、コーヒーメーカーが備わっています。
シャワーのみですが、サウナを有料でご利用頂けます。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
---|---|---|---|
1日目 | 東京/関西(深夜発) 東京又は関西空港より航空機にて中近東主要都市乗り換え便にてコペンハーゲンへ。 | 機 | 機中泊 |
2日目 | 中近東主要国経由 コペンハーゲン トシュハウン 着後、国内線にてフェロー諸島の玄関口ヴォーアル島へ。到着後、専用車にて中心トシュハウンのホテルへ。 | 機機 | トシュハウン泊 |
3日目 | トシュハウン ミキネス島 トシュハウン 終日、フェリーにて’’鳥のパラダイス’’と謳われる〇ミキネス島へ。夏の間、可愛らしいパフィンをはじめ、カツオドリ、ウミバト、ミツユビカモメ、ミヤコドリなど海鳥、水鳥観察がハイキングをしながら楽しめます。 | 朝昼夜 | トシュハウン泊 |
4日目 | トシュハウン ヴォーアル島 トシュハウン 朝、専用車にてヴォーアル島へ。午前、滝が海に落ちる絶景が印象的な秘境ガサダール村のハイキングへご案内します。午後、島南端にある○ソルヴァグスヴァテン湖へご案内し | 朝昼夜 | トシュハウン泊 |
5日目 | トシュハウン スドゥロイ島 トシュハウン 朝、トシュハウンからフェリーに乗り、スドゥロイ島へ。終日、スドゥロイ島の観光。フェロー諸島で2番目の高さを誇る○ビニスヴォルドの崖、スドゥロイ島の小さな村○スンバ村や○ファンジン村など素朴で美しい村々の景観を楽しみます。夕刻、トシュハウンへ戻ります。 | 朝昼 | トシュハウン泊 |
6日目 | トシュハウン キルシュボー サンドイ島 スクーヴォイ島 トシュハウン 午前、中世時代には宗教と文化の中心であった聖地キルキュボーまでハイキングをお楽しみ頂きます(往復約6㎞)。○聖オルヴ教会や○マグヌス大聖堂遺跡を見学後、公共バスでトシュハウンへ戻ります。 | 朝昼夜 | トシュハウン泊 |
7日目 | トシュハウン ストレイモイ島 エストロイ島 ヴォルドイ島 ヴィドィ島 トシュハウン 終日、フェロー諸島の島々のドライブ観光へご案内します。ホイヴィックの◎野外民俗博物館、古い木造教会が残る〇フヴァルヴィーク村、○サクスン、エストロイ島へ渡り、景観の美しい○アイエー、○ギョグ、○フニングスフィヨルドなどを訪れます。その後、海底トンネルを通過してボルドイ島へ。フェロー諸島で2番目の町○クラクスヴィークや最北の荒涼とした景色が広がるヴィドイ島の○ヴィーダレイデイなど。観光後、トシュハウンへ戻ります。 | 朝昼夜 | トシュハウン泊 |
8日目 | トシュハウン(午前発) コペンハーゲン 中近東主要都市 午前、航空機にてデンマーク、中近東主要都市乗り換え便にて帰国の途へ。 | 朝機 | 機中泊 |
9日目 | 東京/関西(夜着) 夜、東京又は関西空港到着。 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は
予めご了承下さい。
ご旅行代金
出発日 | 7月13日(日)~7月21日(月) |
---|---|
出発 | 東京/関空 |
日数 | 9日間 |
旅行代金 | ¥968,000 |
1人部屋追加代金 | ¥218,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥66,600(目安)、航空保険料及び海外の空港諸税12,500や日本国内の空港関連諸税を申し受けます。
旅行条件
食事回数 | 朝:6 昼:5 夕:3 |
---|---|
ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 10名様 |
利用予定航空会社 | エミレーツ航空、カタール航空 |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。
※相部屋半額制度の適用はございません。