企画者より
華麗に花開いたペルシャの歴史や文化に加え、伝統的な風俗の村へ
ペルシャンブルーに輝くモスクのドームや精緻で華麗なレリーフと建造物など、古代から中世、そして現代へと脈々と受け継がれてきた誇り高きペルシャの遺産が国中に点在し魅惑的な光を放っています。また、古代ペルシャの精神支柱であったゾロアスター教や中世以降、それに取って代わったイスラム教もペルシャ独特の文化を創造し華を開かせました。魅惑に富んだイランをじっくりとご堪能いただきます。
(5月は薔薇の花咲く美しい季節となります)
ツアーの見どころ
アケメネス朝ペルシャの栄華 ペルセポリス
アケメネス朝ペルシャ帝国の都ペルセポリスは、紀元前520年ダリウス1世によって建設が着手され、その後、クセルクセス1世などによって完成された宮殿群です。紀元前331年アレキサンダー大王によって破壊されましたが、今でもその壮大な遺構と精緻なレリーフなどから当時の栄光を十分に味わえます。また、ペルセポリスの遺跡から見る夕陽は忘れえぬ思い出になることでしょう。
イランの真珠 イスファハン
イスファハンの歴史は紀元前アケメネス朝期にまで遡ります。16世紀末、サファビー朝の王アッバース大帝により首都に定められて以来、「イスファハンは世界の半分」と言われるほどの栄華を誇りました。今でもイスファハンは「イランの真珠」と言われ、その多くの遺跡が世界遺産に登録されています。
砂漠の花嫁 ヤズド
ヤズドはイランのほぼ中心に位置する砂漠都市です。
日干しレンガの街並みに青いモスクがくっきりと映え、かつてここがシルクロードの交易都市として栄えた様子が連想できます。ヤズドにはゾロアスター教徒が今なお住み続け、今となっては珍しい拝火教神殿や鳥葬の塔を見学することができます
現地情報
【イランに対する安全情報】
4月1日現在、今回訪れるエリアには、外務省より「十分注意してください」というレベル1の渡航情報が発令されていますが、現地手配会社に情報を確認し、安全を考慮した上でツアーを発表しております。突然の情勢悪化により、日程の変更、ツアーの実施を取りやめる場合がございます。予めご承知の上でお申込み下さいますようお願いいたします。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 成田/関空(注)(夜発) ✈ ご自宅から空港へスーツケース無料託送サービス 成田空港又は関西空港より航空機にて中東主要都市へ。 | 機 | 機中泊 |
2日目 | 中東主要都市乗り継ぎにて、イランの首都テヘランへ。着後、歴史的遺産を収蔵する◎国立考古学博物館、美しいペルシャ式庭園のある◎ゴレスタンパレスの観光。夕食は、壺煮込み料理アーブ・グーシュトをお召し上がりいただきます。 | 機機夕 | テヘラン泊 |
3日目 | 午前、テヘランの観光。イランが世界に誇る芸術ともいえる◎絨毯博物館、◎ガラス陶磁器博物館。観光後、オアシス都市カシャーンへ向かいます。着後、○フィーン庭園、○テペシアルク遺跡、ペルシャ風宮殿を思わせる◎ボルージェルディー家の邸宅の観光。 | 朝昼夕 | カシャーン泊 |
4日目 | 朝、専用車にてイランで最も魅力的な村のひとつ○アブヤーネへ。 山肌に折り重なるように赤土の家々が立ち並んでいます。散策後、ゾロアスターの聖地ヤズドへ向かいます。 | 朝昼夕 | ヤズド泊 |
5日目 | 終日、ヤズドの観光。1500年以上も燃え続けている聖なる火を祀る○ゾロアスター教寺院、ゾロアスター教徒の鳥葬、風葬の場所であった○沈黙の塔、イランで最も高いミナレットがある○金曜のモスク、○アミール・チャグマーグ広場、○バザールなどにご案内します。 | 朝昼夕 | ヤズド泊 |
6日目 | 午前、専用車にてアケメネス朝ペルシャの最初の都○パサルガダエへ向かいます。着後、○キュロス大王の墓、○宮殿群を観光。 その後、ペルセポリスへ向かい、ペルセポリス遺跡で美しい日没風景を鑑賞します。 | 朝昼夕 | ペルセポリス泊 |
7日目 | 午前、ペルセポリス遺跡の観光へ。○大階段、○謁見の間、○百柱の間など。その後、アケメネス朝ペルシャの歴代の王が眠る岩窟墳墓○ナクシュ・ロスタム、ササン朝ペルシャのレリーフが残る○ナクシュ・ラジャブを観光しシーラーズへ。 着後、シーラーズを愛した大詩人が眠る○ハーフェズ廟、○サアディー廟などを観光。 | 朝昼夕 | シーラーズ泊 |
8日目 | 午前、ササン朝ペルシャのシャープール1世の都ビシャプールへ向かいます。ビシャプールおよびタンゲチョガンの摩崖碑を観光。 その後、ヤスジへ向かいます。 | 朝昼夕 | ヤスジ泊 |
9日目 | 午前、高原の町セミロンへ。着後、カシュハイ遊牧民を訪ねたり○セミロンの滝を観光します。その後、「イランの真珠」と称えられるイスファハンへ向かいます。 | 朝昼夕 | イスファハン泊 |
10日目 | 終日、ペルシャ文化が花開いた都イスファハンの観光。かつては「世界の半分」と称えられた○イマーム広場、イランのイスラム芸術の集大成○イマームモスク、○シェイク・ロトフォッラーモスクなど。 昼食は、えびのケバブをお召し上がりいただきます。午後、引き続き市内観光。◎アリカプ宮殿、◎チェヘル・ソトゥーン宮殿、○ハージュ橋、○33アーチ橋など。 | 朝昼夕 | イスファハン泊 |
11日目 | 午前、バザールなどを観光し、テヘランへ向かいます。途中、シーア派の聖地でもあるコムに立ち寄り○ハズラテ・アマスーメの聖域の観光。航空機にて中東主要都市乗り継ぎにて帰国の途へ。 | 朝昼機 | 機中泊 |
12日目 | 成田空港または関西空港到着。 空港からご自宅へのスーツケース無料託送サービス |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※ホテルはシャワーのみとなります。
ご旅行代金
【関空発着可】
日程 | 9月11日(水)~9月22日(日) 10月16日(水)~10月27日(日) |
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日数 | 12日間 |
旅行代金 | ¥488,000 |
一名室使用追加料金 | ¥78,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥78,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥7,700(目安)や日本国内の空港関連諸税を申し受けます。
なお増減された場合はご出発前に清算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:9 昼:10 夜:9 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 8名 |
最大催行人数 | 12名 |
利用予定航空会社 | エミレーツ航空、カタール航空 |