企画者より
国籍・言語・年齢を超えた二人の師弟関係
鹿鳴館を設計した明治のお雇い建築家として知られるジョサイア・コンドル。イギリス出身のコンドルは若手建築家として名誉あるソーン賞を受賞後、実作のないまま明治政府より招聘を受け、24歳という若さで日本に来日します。その後彼は日本近代建築の父として、東京駅を設計した辰野金吾や慶応義塾図書館旧館設計の曽根辰三、迎賓館設計の片山東熊など現代にも名を残す弟子たちを世に送り出しました。そんなジョサイア、実は日本文化への深く傾倒していたことでも知られています。特に幕末・明治の奇想天才絵師として有名な河鍋暁斎に弟子入りし、暁英という雅号を与えられた狩野派の画家でもありました。今回はそんな二人が残した建築・作品を巡る旅にご案内します。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 10:00東京駅に集合。東京駅や三菱一号館美術館などジョサイア・コンドルと関連ある建築を徒歩にて巡ります。その後、東京駅◎ステーションギャラリーにて開催されている「河鍋暁斎の底力」の展覧会を見学します。昼食は上野精養軒のグリルフクシマにてフレンチランチをお召し上がり頂きます。見学後は、専用車にて〇東京復活大聖堂、◎旧岩崎庭園、〇早稲田大学坪内博士記念演劇博物館を巡ります。その後ホテルへチェックイン。 | 昼 | 駒込泊 |
2日目 | 午前、ジョサイア・コンドル最晩年の設計〇旧古河庭園をお散歩。その後、電車にて埼玉県・蕨市へ。蕨市の徒歩観光にご案内します。蕨市の総鎮守として崇敬されている〇和楽備神社や〇長泉院、江戸時代に中山道の宿場町として栄えた蕨宿について紹介している蕨市立歴史民俗資料館を見学します。その後、◎河鍋暁斎記念美術館にて「丑年の寿ぎ―新春祝画と七福神―」展を鑑賞します。昼食は懐かしい日本家屋と庭園が残る国登録有形文化財・二木屋にて天麩羅のコース料理をお召し上がり頂きます。昼食後、専用車にて浦和駅へ向かい解散。(13:30頃) | 朝昼 |
- *上記時間は現地時間で表示され、◯は下車観光、◎は入場観光の表示です。
- *交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承下さい。
- 専用車はタクシーに分乗となる場合がございます。
ご旅行代金
旅行代金 | ¥68,000 |
一名室追加料金 | ¥4,000 |
旅行条件
食事回数 | 朝:1 昼:2 夕:0 |
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最少催行人数 | 3名 |
募集人数 | 5名 |
ツアーコンダクター | 全行程同行 |