
ツアーの見どころ
チベットよりチベットらしいと言われるラダック。ラダックはインダス上流のトゥ(上ラダック)と下流のシャム(下ラダック)に分かれていますが、トゥ観光の拠点であるレーは富士山よりも高い標高で厳しい環境にあるため、まずはシャム観光の拠点であるアルチ村まで移動します。その後ラダック北部、パキスタン国境付近へと近づきドクパと呼ばれる人々が暮らすダー・ハヌー地方へ。1000年以上前から定住し、全体で3000人程度といわれるドクパの方々が暮らす3つの村が毎年持ち回りで行われるのが大収穫祭でもある花祭りボノナー。お祭りになると必ず花の頭飾りをする「花の民」の文化と世界の果てともいわれるラダックの絶景をお楽しみいただきます。
ドクパ族と花祭りボノナー
ドクパ族の祖先はアレキサンダー大王の遠征軍の末裔とも言われるアーリア系の民族がパキスタンのギルギットから来て今のラダック北部に定住したのが始まりとされています。一族の中でも優秀だった3兄弟がそれぞれお気に入りの場所に住み、毎年交互にお祭りを開催する計画を立てたのが時代とともに変遷し、収穫の時期に行う花祭りボノナーへと変貌しました。明確にいつ開催されるかは彼ら次第と言われていて、村の誰かが亡くなったり子どもが生まれたりすると村のシャーマンによって日程が変更されます。お祭りで村の歴史や伝統を歌った21の曲を5日間かけて歌い終えと、村には幸運が訪れると信じられています。
ヌブラ渓谷
「緑の園」という意味のヌブラ。レーと東トルキスタンを結ぶ交易路上にあり、16世紀以降はラダック王国の属国となりますが、ラダック王国滅亡後も中継貿易で繁栄を続けます。第二次世界大戦後、印中国境が閉鎖され、ヌブラの中継地としての役割は終わり、静かな農村風景だけが残りました。
現地情報
高山病について
高山病には個人差がありますが、標高3500m以上に宿泊する場合顕著にあらわれ、吐き気や頭痛などの症状があります。無理せず高度順応できれば、症状は2~3日で消えますが、場合によっては死に至るケースもあります。順応できるかどうかは体質やその時の体調によります。以前、高地に宿泊の経験がある方のご参加が望ましいです。また腎肺心臓疾患、高血圧症などをお持ちの方は、必ず医師にご相談の上ご参加ください。海外旅行保険へのご加入も強くおすすめいたします。
【査証関係】
○旅券残存有効期間:査証発給時6ヵ月以上
○旅券の未使用査証欄:2ページ以上
○査証用写真:カラー1枚(5x5cm)
○インド査証料:4,000円
○査証取得手数料:6,600円
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 東京(午前又は午後発) デリー(夜又は深夜着) 東京より直行便またはアジア主要都市乗り継ぎにてデリーへ。 到着後、ホテルへ。 | 機機 | デリー泊 |
2日目 | デリー(早朝発) レー(午前着)(標高3500m) アルチ(標高3100m) 早朝、国内線にてラダック連邦管轄領の首都レーへ。着後、高度順応の為下ラダックの拠点アルチへ。 | 朝昼夜 | アルチ泊 |
3日目 | アルチ(高度順応日) 高度順応の為、移動せずに滞在します。無理せず、ごゆっくりお過ごしください。体調に問題がなければ、絢爛な絵画で知られる○アルチ僧院などを見学します。 | 朝昼夜 | アルチ泊泊 |
4日目 | アルチ ダー(標高3000m) 午前、ドクパ族の集落ダーへ(約130km) 途中、チベット仏教4大宗派のひとつカギュ派の開祖が修行した○ラマユル僧院や○ムーンランドと呼ばれる奇岩地帯、標高4100mの絶景峠フォトゥ・ラにも立ち寄ります。 着後、花祭りボノナー(※1)の準備に勤しむダーの集落を散策します。夕方、宵闇とともに始まる3年に一度の花祭りの宴をお楽しみください。 | 朝昼夜 | ダー泊 |
5日目 | ダー ガルコン ダー 終日、ダー周辺の観光。インダス川上流のアリャン渓谷や、翌年ボノナーが開かれるガルコン村の訪問など。 | 朝昼夜 | ダー泊 |
6日目 | ダー レー 午前、インダス川に沿いながらレーへ(約160km)。途中、ラダック有数の名刹○リキール僧院やバスゴ宮殿、スピトク僧院などを見学します。 | 朝昼夜 | レー泊 |
7日目 | レー ディスキット(標高3350m) ヌブラ渓谷(標高3200m) 午前、自動車道としては世界一の標高5602mの峠カルドゥン・ラを越えヌブラ渓谷への中心地ディスキットへ(約120km)。道中、1433年に建設され、ゲルクパ・ゴンパの総本山である○ディスキット僧院を見学します。 | 朝昼夜 | ヌブラ渓谷泊 |
8日目 | ヌブラ渓谷 レー 午前、ヌブラ渓谷からレーに戻ります。着後、自由行動。 | 朝昼夜 | レー泊 |
9日目 | レー 終日レーの観光。○王宮跡や日本人の建てた○シャンティ・ストゥーパ、ポタラ宮を思わせる荘厳なティクセ僧院、ラダック最大のかつ最も裕福な僧院○へミス僧院などを見学します。午後はローカルマーケットにもご案内します。 | 朝昼夜 | レー泊 |
10日目 | レー(午前発) デリー(午後着/夜又は深夜発) 午前、国内線にてデリーへ。着後、デリーのチベット人コミュニティ街○マジュヌカディラを散策します。夜、航空機にて直行またはアジア主要都市乗り継ぎにて帰国の途へ。 | 朝機機 | 機中泊 |
11日目 | 東京(朝又は午後着) 東京着。 | 機 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承
下さい。
※東京発着とは成田空港か羽田空港いずれかとなり、ご出発の1ヶ月ほど前に決まります。
※ラダック滞在中は普通車に分乗となります。
※4,5日目ダーはゲストハウスでの宿泊となり、部屋数に限りがある為、分宿となる場合がございます。
※1 花祭りの日取りは現地事情により変更になり、ご覧いただけない場合もございます。その場合も変更補償金の対象にはなりません。予めご了承の上でお申込ください。
ご旅行代金
出発日 | 10月13日(金)~10月23日(木) |
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出発 | 東京 |
日数 | 11日間 |
旅行代金 | ¥568,000 |
1人部屋追加代金 | ¥98,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥60,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥29,800(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:9 昼:8 夕:8 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | キャセイパシフィック航空、マレーシア航空、エア・インディア ※航空会社によりエコノミークラスの座席指定が可能です(有料)。 また、国内線割引料金がございます。詳細はお問い合わせください。 |
利用予定ホテル | タオルミナ:スプレンディドホテル シラクーザ:ホテルアルフェオ アグリジェント:コッレヴェルデ・パークホテル トラーパニ:ホテルヴィットーリア パレルモ:ユーロスターズ・チェントラーレ・パレスホテル ※相部屋半額制度対象外ツアーとなります。 |
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