
ツアーの見どころ
モーリタニア
モーリタニアの歴史は、古くは3世紀頃のワガドゥー王朝に始まります。南方からもたらされる金と、北方の塩産地を結ぶ隊商路上にあったことから繫栄を極め、往時は西アフリカ全域にまでその版図を広げました。その後、19世紀末にはフランスの進出が始まり、フランス領西アフリカの一部となりました。1960年にアフリカ諸国の独立が進むなかで独立を達成しました。経済は、農業、漁業及び牧畜を基盤とし、外貨収入は水産物(タコ及びイカ)及び鉄鉱石の輸出に依存しています。また、ヌアクショット沖合で相当量の石油と天然ガスの埋蔵が確認され、2006年2月にシンゲッティ油田で石油生産開始しました。
セネガル
8世紀頃、ガーナ王国が現在のセネガル東部地域を支配します。その後、セネガルはマリ帝国の支配下に置かれました。1444年にポルトガル航海士のディニス・ディアスがダカールとその沖のゴレ島を発見、欧州諸国との関係が始まりました。 セネガルはフランスの植民地であったものの、ダカール、サン・ルイなどには自治権が付与されました。年、セネガルは仏領スーダン(現在のマリ)とともにマリ連邦を結成し、独立を達成。その後、マリ連邦から分離独立して、セネガル共和国として単独国家となりました。独立以来一度も政情不安定・クーデターを経験していない地域の安定勢力として、アフリカ連合、西アフリカ諸国経済共同体にも積極的に関与しています。
ガンビア
ガンビアは大西洋に面し、国の中心にはガンビア川が流れています。
面積はほぼ秋田県の面積と同じ1.13万平方㎢です。ガンビアが初めて歴史に登場するのは9世紀頃のアラブの商人の記録です。その後は、マリ帝国の勢力圏に入りました。ポルトガル人がガンビア川下流域に到達し、ガンビア川は内陸から金と奴隷を海岸部のヨーロッパ勢力へ輸出する主要ルートのひとつとなっていました。その後パリ条約によりイギリス植民地となりました。1994年ガンビア兵は、長期政権を維持してきたジャワラ大統領を無血クーデターで追放し、軍事政権を樹立しましたが、その後、民政移管を完了し国際社会との関係を改善しました。
世界遺産 奴隷貿易の拠点 ゴレ島
ゴレ島はアフリカから米大陸へ奴隷を供給する大西洋三角貿易の拠点として注目され、1627 年にはオランダ人奴隷商人がゴレ島を支配しました。その後、フランスがゴレ島をオランダから奪取、サン・ルイ島及びゴレ島はフランスの植民地とされました。奴隷貿易の拠点であったゴレ島には奴隷の館が残り、1978年にユネスコの世界文化遺産に指定されています。1984年に現在の上皇上皇后両陛下が御訪問されたほか、各国要人の訪問も多い島です。
現地情報
西アフリカではコメの生産が増加し、自給率の向上を目指しています。魚の煮汁の炊き込み御飯チェブジェン、トマト味の煮込みなどが人気です。(写真はイメージ)
【査証条件】
○ガンビア査証料:シングル3,876円
○モーリタニア査証料:9,400円
○旅券残存有効期間: 入国時6ヵ月以上
○査証用写真:4 枚(縦4.5 ㎝×横3.5 ㎝)
○査証取得手数料:¥19,800
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 羽田/関空 (夜発) 航空機にてイスタンブールへ。 | 機中泊 | |
2日目 | イスタンブール(早朝着/14:15発) ヌアクショット(18:35着) 早朝着後、空港周辺のホテルにて休憩。午後、航空機にてモーリタニアの首都ヌアクショットへ向かいます。 | 機機 | ヌアクショット泊 |
3日目 | ヌアクショット サン・ルイ 午前、専用車にて国境を超えてセネガルのサン・ルイへ向かいます。(約260 ㎞) 着後、〇ファイデルベ橋、フランス植民地時代の建築が残る〇旧市街を観光します。 | 朝昼夜 | サン・ルイ泊 |
4日目 | サン・ルイ ダカール 午前、首都ダカールに向かいます。(約270 ㎞)途中、かつてのパリ・ダカールラリーのゴール地点の湖○ラックローズに立ち寄ります。 | 朝昼夜 | ダカール泊 |
5日目 | ダカール ゴレ島 午前、船にてゴレ島へ。(約30 分) 1978 年に世界で初めて登録された世界遺産のひとつゴレ島の奴隷貿易の史跡を観光します。午後、ダカール市内観光。○アフリカルネサンス像、○グランドモスクなどを観光します。 | 朝昼夜 | ダカール泊 |
6日目 | ダカール カオラック 午前、セネガル第2の都市カオラックへ向かいます。(約230km) 着後、市内観光をしてホテルへ。 | 朝昼夜 | カオラック泊 |
7日目 | カオラック バンジュール 午前、国境を越えてガンビアの首都バンジュールへ向かいます。 着後、バンジュールの象徴○アーチ22、○大聖堂などの観光。 | 朝昼夜 | バンジュール泊 |
8日目 | バンジュール クンタキンテ島 終日、バンジュール及び近郊の観光へ。かつて奴隷貿易が行われていた〇クンタキンテ島(旧名ジェームス島)、アレックス・ヘイリーのベストセラー「ルーツ」ゆかりの〇アルブレダ村、〇ジョフレ村など。 | 朝昼夜 | バンジュール泊 |
9日目 | バンジュール(2:30 発) カサブランカ(6:50 着/10:10 発) イスタンブール(16:40 着) 航空機にてカサブランカ乗り継ぎにてイスタンブールへ。 深夜、帰国の途へ。 | 機機 | 機中泊 |
10日目 | 羽田/関空(夜着) 羽田または関西空港到着。 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承下さい。
ご旅行代金
出発日 | 11月19日(水)~11月28日(金) 12月3日(水)~12月12日(金) 2月11日(水)~2月20日(金) |
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出発 | 羽田/関空 |
日数 | 10日間 |
旅行代金 | ¥898,000 |
1人部屋追加代金 | ¥148,000 |
利用予定ホテル | ヌアクショット:アザライ サン・ルイ:ドゥラポステ ダカール:インターナショナル カオラック:ルリレ バンジュール:アトランティック ※各地のホテルは上記又は同等クラスとなります。 ※相部屋半額制度対象外ツアーとなります。 ※ホテル客室はシャワーのみとなります。 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥98,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥35,600(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:6 昼:6 夕:6 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行(羽田発着便に同行) |
最少催行人数 | 8名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | ターキッシュエアラインズ |
※航空会社によりエコノミークラスの座席指定が可能です(有料)
また、国内線割引料金がございます。詳細はお問い合わせください。
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。