
ツアーの見どころ
日台の近代化に貢献した 金爪石
金爪石(ジングアスー/キンカセキ)は、1890年に台北と基隆を結ぶ鉄道工事の際に見つかった金鉱山です。清朝政府はすぐに砂金局を設置しますが、日清戦争に敗れた結果、台湾を日本に割譲。日本政府が開発に乗り出しましたが、思うような成果が得られず、台湾企業が経営権を譲り受けました。金爪山の最盛期の年間生産量は金2.6トン、銀15トン、同1万1000トンでアジア一の規模を誇りました。1945年に日本が敗戦を迎えると金爪石鉱山は国民党に接収されましたが、鉱脈が枯れたことや銅の国際価格が下落したこと、環境汚染が問題となり1990年に閉山されました。
媽祖信仰の総本山 北港
1694年に創建された北港(ベイガン)の朝天宮は、古くは「天妃廟」、「天后宮」と呼ばれていました。航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神・媽祖を奉る廟です。台湾全土に三百余りにわたる媽祖廟の総本山です。建物の外観は広壮華麗で、廟には天土聖母をはじめ、観音菩薩、千里眼将軍などの神像が奉られています。欄干の柱頭部につけられた四海龍王の石刻など、廟内の梁や木刻はいずれも名匠の手によって造られたものです。廟付近にある老街には、ローカルな飲食店や土産店が立ち並び、賑やかな雰囲気です。
台北からの日帰り旅行 宜蘭
西に中央山脈、東は太平洋に挟まれている東台湾。宜蘭(イーラン)は、肥沃な蘭陽平原に広がる宜蘭県の中心の街で、台北からバスや鉄道を利用し、約1時間で気軽に訪れることができます。日本統治時代の史跡や100年以上の歴史を持つ酒工場などの見所があります。
高雄の近代建築
近代高雄発祥の地は、高雄港の西側一帯で「哈瑪星(台湾語でハマセン)」と呼ばれています。日本統治時代に港をつないで海岸沿いに鉄路が延びていたことから、「浜線」と呼ばれていたことが由来です。1908年に開業した旧高雄駅、旧警察署、現在はおしゃれなカフェになっている旧三和銀行など哈瑪星には、日本統治時代の近代建築が多く残ります。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 成田/関空(午後発) 高雄(午後着) 航空機にて高雄へ。 | 機夜 | 高雄泊 |
2日目 | 高雄 北港 午前、高雄市内に残る日本統治時代の近代建築巡りにご案内します。○旧高雄警察署、○旧山形屋書店、○旧高雄駅など。また、近年写真スポットして注目を集める円形団地○果貨社区にも訪れます。 | 朝昼夜 | 北港泊 |
3日目 | 台北 台中 台北 朝、参拝客の少ない参道の散策をお楽しみください。 | 朝昼夜 | 台北泊 |
4日目 | 台北 【列車】 宜蘭 双渓老街 金爪石 宜蘭(イーラン)まで列車の旅をお楽しみ下さい。(約1時間) | 朝昼夜 | 台北泊 |
5日目 | 台北(午前発) 成田/関空(午後着) 専用車にて桃園国際空港へ。航空機にて帰国の途へ。 | 朝機 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は
予めご了承下さい。
ご旅行代金
出発日 | ①10月18日(土)~10月22日(水) ②11月10日(月)~11月14日(金) ③12月6日(土)~12月10日(水) ④1月19日(月)~1月23日(土) |
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出発 | 東京/関空 |
日数 | 5日間 |
旅行代金 | ①②¥308,000 ③④¥298,000 |
1人部屋追加代金 | ¥64,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥14,800(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥7,400(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:4 昼:3 夕:4 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行(成田発着に同行) |
最少催行人数 | 8名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | エバー航空、チャイナエアー |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。
○利用予定ホテル
高雄:シャトーデシン、ハワードプラザ
北港:朝聖酒店
台北:シーザーパーク、シーザーメトロ
*各地のホテルは上記または同等クラスとなります。
*一部ホテルの客室はシャワーのみとなります。