
ツアーの見どころ
西アフリカ西端のギニア共和国、アフリカ諸国の中で最も小さな国のひとつギニアビサウ、アメリカ合衆国で解放された黒人奴隷によって建国されたリベリアとシエラレオネまでを乾季のベストシーズンに一気に巡るコースです。
ギニア共和国
ギニアは、旧フランスの植民地の中でも、1958年に他の植民地に先駆けて国民投票で独立した国家です。独立直後は旧宗主国フランスと断交状態にあり、旧ソ連などの社会主義諸国との関係を強化していました。2020年に大統領選挙が実施された。コンデ現大統領が再選を果たしましたが、野党は、選挙において不正や抑圧が行われたと主張し対立し、国軍が憲法の停止、内閣の解散等の宣言を行いました。その後、ドゥンブヤ暫定大統領が就任しました。
ギニアビサウ
ギニアビサウは、1466年にポルトガル人が上陸し、南北アメリカ大陸への貿易中継地となりました。1879年にポルトガル領ギニアが単独でポルトガルの植民地となり、1963年から独立戦争を戦い、1974年9月10に独立が承認されました。独立後、1990年代以降は内戦が勃発し、軍の反乱やクーデターが頻発するなど不安定は政治が続いていましたが、2014年民主的な大統領選挙の遂行、2020年に就任したエンバロ大統領は、自国のガバナンス改善や地域の平和・安定の強化に取り組んでいます。
リベリア
リベリアは、アメリカ合衆国で解放された黒人奴隷によって建国され、1847年に独立しアフリカの中ではエチオピアに次いで古い国です。1989年から2003年にかけて断続的に2度も起きた内戦により、戦争一色の無秩序な国と化していました。2003年8月に政府側と反政府側等との間で和平合意が締結されました。2011年には、アフリカ初の民選女性大統領サーリーフ元大統領が、リベリアの平和構築、社会・経済開発の促進、女性の地位向上への貢献が認められ、ノーベル平和賞を受賞しました。
シエラレオネ
シエラレオネは、奴隷制から解放された黒人達の移住地を作るためにアフリカに設けられた地です。1808年イギリスはその地を植民地としましたが、1961年にイギリス連邦の一員として独立しました。経済的にはダイヤモンド採掘を基盤とした輸出国ですが、ダイヤモンドの密輸出などを巡り、約10年内戦が続きました。当時、世界で最も平均寿命が短い国の一つと言われましたが、2007年の内戦終結以来、初の大統領選挙による政権交代が実現し民主化へ移行しました。
現地情報
【渡航情報】
3月1日現在、外務省よりシエラレオネ、リベリアには「十分注意してください」、ギニア、ギニアビサウには「不要不急の渡航は止めてください」という危険情報が発令されています。現地手配会社に情勢を確認し、安全を考慮した上でツアーを発表しておりますが、突然の情勢悪化などにより日程変更を余儀なくされたり、ツアーの実施を取りやめる場合があります。予め現地事情をご理解の上お申込みください。
【査証条件】
〇ギニア共和国査証料:13,000円
〇ギニアビサウ査証料:16,000円
〇リベリア査証料:8,000円
〇シエラレオネ査証料:16,000円
〇査証取得手数料:13,200円
〇旅券残存有効期間:6か月以上
〇旅券の未使用査証欄:連続20ページ以上必要
〇査証用写真:5枚(4.5㎝×3.5㎝)
※黄熱病予防接種証明書(イエローカード)が必要となります。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 成田(21:15発) 成田空港よりソウル経由アジスアベバへ。 | 機 | 機中泊 |
2日目 | アジスアベバ(06:45着/10:30発) コナクリ【ギニア】(16:35着) アジスアベバ着後、航空機を乗り換えてギニア共和国の首都コナクリへ向かいます。 | 機機 | コナクリ泊 |
3日目 | コナクリ 終日、コナクリ観光へご案内します。○独立記念公園、○カテドラル、○グランドモスク、○マーケットなど。 | 朝昼夜 | コナクリ泊 |
4日目 | コナクリ(07:00発) ビサウ【ギニアビサウ】(18:15着) 朝、航空機にて西アフリカ主要都市乗継にてギニアビサウの首都ビサウに向かいます。着後、ホテルへ。 | 機機夜 | ビサウ泊 |
5日目 | ビサウ 終日、ビサウ観光。ポルトガル時代の建物が残る○旧市街、○カテドラル、○大統領公邸、○マーケットなど。 | 朝昼夜 | ビサウ泊 |
6日目 | ビサウ(08:30発) モンロビア【リベリア】(18:50着) 朝、航空機にて西アフリカ主要都市乗継にてリベリアの首都モンロビアに向かいます。着後、ホテルへ。 | 朝機 | モンロビア泊 |
7日目 | モンロビア ボー【シエラレオネ】 午前、モンロビア観光。○独立100年パビリオン、○ウォーターフロントマーケット、内戦により廃墟と化した○デュコールパレスホテル、○マゾニック寺院など。その後、国境を越えシエラレオネのボーへ向かいます(約300km) | 朝昼夜 | ボー泊 |
8日目 | ボー フリータウン 午前、シエラレオネの首都フリータウンへ向かいます(約240km) | 朝昼夜 | フリータウン泊 |
9日目 | フリータウン バンス島 終日、フリータウン市内及び近郊観光。シエラレオネ最古の○マルーン教会、解放奴隷が休息をした○コットンツリーなど。また、奴隷貿易の史跡が残るバンス島へもボート(片道約90分)で訪れます。 | 朝昼夜 | フリータウン泊 |
10日目 | フリータウン(09:00発)アジスアベバ(21:05着/22:35発) 航空機にてアジスアベバ乗り継ぎにて帰国の途へ。 | 機機機 | 機中泊 |
11日目 | 成田(19:30着) 成田空港着。 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
ご旅行代金
出発日 | 10月10日(金)~10月20日(月) 11月14日(金)~11月24日(月) 1月23日(金)~2月2日(月) |
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出発 | 成田 |
日数 | 11日間 |
旅行代金 | ¥1,480,000 |
1人部屋追加代金 | ¥168,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥124,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等22,000(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:3 昼:5 夕:6 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 10名様 |
利用予定航空会社 | エチオピア航空 |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。
○利用予定ホテル
コナクリ:リビエラ、オノモオ
ビサウ:アザライ、インペリアル
モンロビア:ロイヤル
フリータウン:カントリーロッジ
ボー:ドーハ
※各地のホテルは上記又は同等クラスとなります。
※ホテル客室はシャワーのみとなります。
※相部屋半額制度対象外ツアーとなります。