企画者より
チェンナイは「インドのデトロイト」と称される製造業の集積地ですが、南インド観光の玄関口でもあります。また、国内線を使うことにより効率よく南インドを巡ることができ
ます。南インドには北インドとは文化も習慣も言語も異なる世界があります。南部独特のゆっくりとした時間と穏やかな人々の笑顔に出会えます。混沌とした雰囲気がなく、世界遺産の遺跡群でさえ観光客で混み合うこともなく、広大な遺跡をひとり占めできるかのようにゆったりと観光ができます。
南インド観光の目玉ハンピの遺跡は、周りの巨石と荘厳な寺院の風景が相まってインド有数の絶景地として知られています。
世界遺産
ハンピの建造物群
ホスペットより約１３㎞の距離、サトウキビ畑に囲まれた静かな村ハンピ。南インド最後のヒンドゥー系のヴィジャヤナガル王国（１４～１７世紀半ば）は、その都ヴィジャヤナガラ（現在のハンピ）に壮大な都市遺跡を残しました。中でも、ヴィッタラ寺院の象に引かれる石造りの山車は数ある南インド寺院の中でも最高傑作です。。
パッタダカルの建造物群
前期チャールキヤ朝時代に栄えたパッタダカルには、中世初期の寺院遺跡がまとまって保存されています。現在は、小さな村ですが当時は王の戴冠式もこの地で行われていました。寺院は北から南へと時代順に並んでいて、時代を追うごとに規模が大きくなっていきます。ヴィルーパークシャ寺院は有名なアジャンタ・エローラ遺跡カイラーサナータ寺院のモデルにもなったと言われています。
マハーバリプラム海岸寺院
チェンナイから海沿いを南に６０㎞下ったところに位置するマハーバリプラムは、ベンガル湾を望むリゾート地です。７世紀、東からはインド洋を越えて、西からはアラビア海を渡ってくる東西交易の拠点として栄えました。海岸寺院は、８世紀初めに波打ち際に造られた小さな寺院です。かつては７つの寺院がありましたが、現在はこの寺院のみが残っています。
ツアーの見どころ
バーダーミ最大の見どころ 石窟寺院群
バーダーミはデカン高原南部の小さな町です。かつてはバーターピと呼ばれ６～８世紀にはチャールキヤ朝の首都が置かれていました。チャールキヤ朝は最盛期には、グシャラート州からタミルナード州まで勢力を伸ばした強大な国でした。バーダーミ最大の見どころは、岩山に彫られた４つの石窟です。南インドのヒンドゥー窟としては最古のもので、茶色い砂岩に刻まれた彫刻が、現在も美しい姿を留めています。第１窟のシヴァ寺院には、１８本の腕を持つ躍動感あふれたシヴァ神のレリーフがあります。
本場の南インド料理を堪能
南インド料理は、米飯が主食で複数のスパイスの使用が特徴的ですが、その種類も地域によって変化します。
南インド料理で使用されるのは、クロガラシや、カレーリーフと呼ばれるスパイスが中心です。インドの他の地域に比べて油を使ったメニューが少なく、全体的にあっさりとした味付けの料理が多いです。南インドでぜひ召し上がっていただきたいのがミールスです。ミールスとは、南インドで定食のことで、本場のミールスはバナナの葉をお皿代わりにし、その上にスープライス、炒め物、複数のスパイス料理を全て載せて食べるスタイルです。
タージ コネマラ(チェンナイ)
チェンナイ随一の伝統ある五つ星ホテルで、１８５４年にインペリアルホテルとして建築されました。客室は新しさと伝統が融合し、細部までこだわった作りです。
スケジュール
| 日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 成田（午前発）アジア主要都市（夕刻着/夜発）チェンナイ（夜着） 成田よりアジア主要都市乗り継ぎにてチェンナイへ。 | 機機 | チェンナイ泊 |
| 2日目 | チェンナイ 終日、チェンナイ市内観光。◎州立博物館、イギリスの南インド植民地支配の基地○セント・ジョージ要塞、○セント・メアリー教会、旧市街○ジョージタウンなど。 | 朝昼夜 | チェンナイ泊 |
| 3日目 | チェンナイ（午前発）フブリ（午後着）ハンピ 午前、航空機にてフブリへ。着後、南インド最後のヒンドゥー教の都と呼ばれるハンピへ。 | 朝昼夜 | ハンピ泊 |
| 4日目 | ハンピ 終日、世界遺産ハンピ遺跡の観光へ。ヒンドゥーとイスラムの建築様式を融合した◎ロータス・マハル、◎ハザーラ・ラーマ寺院、○王妃の浴場などが残る王宮地区を観光。また、ハンピ遺跡のハイライト◎ヴィッタラ寺院、ハンピ最古の寺院◎ヴィルーパークシャ寺院、◎アチュタラーヤ寺院も観光します。 | 朝昼夜 | ハンピ泊 |
| 5日目 | ハンピ アイホーレ バーダーミ 午前、前期チャールキヤ朝が最初に都をおいたアイホーレへ。馬蹄のような形をした◎ドゥルガー寺院を観光。その後、バーダーミへ。 | 朝昼夜 | バーダーミ |
| 6日目 | バーダーミ パッタダカル ハンピ 午前、前期チャールキヤ朝第２の都市パッタダカルへ。着後、パッタダカル最大の建造物◎ヴィルーパークシャ寺院、◎サンガメーシュワラ寺院、◎マッリカールジュナ寺院などを観光します。その後、ハンピへ戻ります。 | 朝昼夜 | ハンピ泊 |
| 7日目 | ハンピ フブリ（午後発）チェンナイ（午後着） 午前、フブリへ。午後、航空機にてチェンナイへ。着後、ホテルへ。 | 朝昼夜 | チェンナイ泊 |
| 8日目 | チェンナイ マハーバリプラム カーンチープラム チェンナイ（深夜発） 午前、数々の遺跡が残るベンガル湾を望むマハーバリプラムへ。 | 朝昼夜 | 機中泊 |
| 9日目 | アジア主要都市（朝着/午前発）成田（夕刻着） 夕刻、成田空港着。 | 機機 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承下さい。
（※１）天候状況によって、夕方や前日、翌日のフライトに変更したり、その日が欠航となった場合は、ツアー中に他の場所にてご案内することもございますのでご了承下さい。
※東京発着とは成田空港か羽田空港いずれかとなり、ご出発の１か月ほど前に決まります。
ご旅行代金
| 出発日 | ２月１４日（金）～２月２２日（土） ３月７日（金）～３月１５日（土） |
|---|---|
| 出発 | 成田 |
| 日数 | 9日間 |
| 旅行代金 | ￥468,000 |
| １人部屋追加代金 | ￥118,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ￥15,000（目安）、航空保険料および海外の空港諸税等￥14,000（目安）や日本国内の空港関連諸税を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に清算させていただきます。
旅行条件
| 食事回数 | 朝：7 昼：7 夕：7 |
|---|---|
| ツアーコンダクター | 全行程同行 |
| 最少催行人数 | 6名様 |
| 最大催行人数 | 12名様 |
| 利用予定航空会社 | マレーシア航空、タイ国際航空、 エア・インディア |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース（お１人様１個）を無料宅配致します。
〇利用予定ホテル
ハンピ：ヘリテージ・リゾート
バーダーミ：ヘリテージ・リゾート
※各地ホテルは上記又は同等クラスとなります。
また、ホテルはシャワーのみとなります。
※相部屋半額制度対象外ツアーとなります。
【査証関係】
○旅券残存有効期間：査証発給時６ヵ月以上
○旅券の未使用査証欄：２ページ以上 ○インド査証料：４,000円
○査証用写真：カラー１枚（５x５㎝） ○査証取得手数料：６,６００円
