
企画者より
フランスの中でも大西洋に面したその荒々しい景観はまるでアイルランドを思わせ、歴史的にもフランスの他の地域と異なりケルト文化が色濃く残る地ブルターニュ。この異国を感じさせるブルターニュ地方には紀元前5000年に遡る巨石遺跡も数多くみられます。巨石文化とケルト・・・今回は、一般コースでは知ることの出来ない、この謎めいたブルターニュの歴史を深く知る旅となるでしょう。荒涼とした手つかずの自然に身をおき、ブルターニュの知られざる可愛らしい町や美食もお楽しみください。
ツアーの見どころ
旅で訪れるケルト文化と巨石文化
ケルトは、インド・ヨーロッパ語族に属するケルト系の言語、人々及び文化を指し、ルーツは中央アジアの草原と言われています。青銅器時代の後期から鉄器時代にかけてハルシュタット文化などで知られる様に、中部ヨーロッパに広がったというのが通説です。紀元前6世紀頃、古代ギリシャ人たちが西欧に定着したこの先住民をケルトイと呼んだことからケルトの名は定着、ブルターニュ地方にケルト人がやって来たのもその頃です。古代ローマ時代には、ケルト人は大ブリテン島やアイルランドへ渡り"島のケルト”と呼ばれます。しかし、5世紀頃アングロサクソン人などの侵入でブリテン島を追われ”再び”英仏海峡を渡ってブルターニュ半島へ。ブルターニュのケルト人が"島のケルト”と呼ばれる由縁であり、グレート・ブリテンに対するブリタニー(小ブリテン)、つまりブルターニュの名の由来でもあります。以来、フランス内陸部との間に広がる森によって孤立したブルターニュには、キリスト教世界でもケルト文化の影響が強く見られます。
フランス国内でも、巨石遺跡が多いブルターニュ地方。石の机を意味するドルメン、直立した立石を意味するメンヒル、石の塚を意味するケアン(ケルン)は、ブルターニュ地方の古語ブルトン語やアイルランド語です。モルビアン湾ガヴリニ島のケアンなど巨石墳墓は西洋最古の大型建築物と言えるでしょう。
美しい自然景観とグルメを満喫
◆サンマロからランス渓谷を約3時間遊覧しながらのランチクルーズ。
◆苔に覆われたユエルゴアの森。周辺にはメンヒルの遺跡も数多く残っています。
◆「フランスの最も美しい村」に指定されているロクロナンを訪れます。重厚な花崗岩の邸宅が並ぶ集落とケルト文化が息づく街並みが見所です。
◆プリュメリオーの石の教会
◆シュシーニオチーズ工房で昼食をお召し上がり頂きます。
◆セネの牡蠣養殖所では生牡蠣と白ワインをお召し上がり頂きます。
◆サンタンドレ・デ・ゾーの湿地帯ではのどかな川下りをお楽しみ頂きます。
◆萱吹き屋根のオーベルジュ「KERHINET」にてランチをお召し上がり頂きます。
◆ゲランドの塩田散策
現地情報
VILLA KERASY HOTEL SPA
★★★★(ヴァンヌ/5連泊)
旧市街中心部から近いアジアンスタイルのリゾートホテル。ハマムやアユールヴェダなど様々なマッサージを提供しています。防音対策をしているので快適な滞在をお楽しみ頂けます。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 東京(深夜発) 東京よりドバイへ。 | 機中泊 | |
2日目 | ドバイ(朝着)(08:20発) パリ(13:30着) 【列車】 レンヌ ドバイ乗り継ぎにて、パリへ。着後、列車にてレンヌへ。 | 機機 | レンヌ2連泊 |
3日目 | レンヌ フジェール ヴィトレ ラ・ロッシュ・オーフェ サン・シュリアック 朝、レンヌのマルシェへご案内します。その後、ブルターニュ国境の町として堅固な城砦を残すフジェール、歴史ある木組みの民家が立ち並ぶヴィトレ、「フランスで最も美しい村」に指定されているサン・シュリアック、40を超える岩から成るドルメン〇ラ・ロッシュ・オー・フェなど見学します。 | 朝昼夕 | レンヌ2連泊 |
4日目 | レンヌ(午前発) ベシュレル サン・マロ ロキレック(夕刻着) 午前、古書の町ベシュレルを散策します。昼頃、サン・マロから遊覧船に乗船してランス渓谷を楽しみながらのランチクルーズをお楽しみ頂きます(約3時間)。夕刻、ロキレックに到着。 | 朝昼 | ロキレック2連泊 |
5日目 | 薔薇色花崗岩海岸 トレギエ アルモリカ自然公園 ユエルゴアの森 午前、海鳥の楽園〇薔薇色花崗岩海岸やウェールズの司教によって建てられた石造りの壮大な大聖堂がある〇トレギエへ。 午後、〇アルモリカ自然公園や苔の森が美しい〇ユエルゴアの森では簡単なハ森林浴をお楽しみ頂きます。 | 朝昼 | ロキレック2連泊 |
6日目 | ロキレック(午前発)ロクロナン ポン・タヴァン ドエラン ヴァンヌ(夕刻着) 専用車にて「フランスで最も美しい村」に指定されているロクロナン、ゴーギャンを初めとする芸術家が愛した田舎町ポン・タヴァン、小さな港町ドエランを訪れながらヴァンヌへ向かいます。 | 朝昼夕 | ヴァンヌ5連泊 |
7日目 | ヴァンヌ プリュメリオー・ビウジー ヴァンヌ 午前、専用車にてプリュメリオ・ビウジーを訪れ、モルビアン湾では最も印象的な石造りの〇サン・ニコデム礼拝堂と〇サン・ギルダ礼拝堂を訪れます。午後、ヴァンヌへ戻り、市内観光へご案内します。◎ヴァンヌ美術館、◎サン・ピエール大聖堂、〇ガイヤール城、旧市街など。 | 朝昼 | ヴァンヌ5連泊 |
8日目 | ヴァンヌ ガヴリニ島 ロクマリアケール カルナック ヴァンヌ 終日、巨石文化を見学します。ボートでガヴリニ島へ渡り、紀元前3500年頃の〇ケアンを見学します。その後、ロクマリアケールにて紀元前4500年から3700年と言われるブルターニュ地方で最大級の一枚岩〇メンヒルや今も謎に包まれている新石器時代の〇カルナックの列石群などご案内します。 | 朝昼 | ヴァンヌ5連泊 |
9日目 | ヴァンヌ シュシニオ ポワント・ド・パンヴァン セネ ヴァンヌ 午前、専用車にてシュシニオを訪れて、チーズ工房での試食とランチや◎シュシニオ城を見学します。午後、セネの牡蠣養殖所にて白ワインとペアリングしながら生牡蠣の試食をお楽しみ頂きます。 | 朝昼夕 | ヴァンヌ5連泊 |
10日目 | ヴァンヌ サン・タンドレ・デ・ゾー サン・リファール ゲランド ラ・ボール ヴァンヌ 午前、水鳥が多く生息する湿地帯サン・タンドレ・デ・ゾーにて昔ながらの川下りを体験して頂きます。昼食はサン・リファールにある茅葺屋根が可愛らしいオーベルジュ「ケルヒネ」にてお召し上がり頂きます。午後、ゲランドの塩田や海辺のリゾート、ラ・ボールにて散策をお楽しみ頂きます。 | 朝昼夕 | ヴァンヌ5連泊 |
11日目 | ヴァンヌ(午前発) レンヌ(午前発) パリ(午後着)(21:55発) 朝、専用車にて空港へ向かいます。着後、国内線にてパリへ行き、ドバイへ。 | 朝 | 機中泊 |
12日目 | ドバイ(06:35着)(午前発) 東京(夜着) 午前、ドバイ乗り継ぎ便にて帰国の途へ。夜、東京到着。 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承下さい。
※東京発着とは成田空港か羽田空港いずれかとなり、ご出発の1か月ほど前に決まります。
ご旅行代金
【関空発着可】
日程 | ①7月20日(日)~7月31日(木) ②9月28日(日)~10月9日(木) |
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日数 | 12日間 |
旅行代金 | ①¥1,080,000 ②¥1,120,000 |
一名室使用追加料金 | ¥288,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥72,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥23,500(目安)や日本国内の空港関連諸税を申し受けます。
なお増減された場合はご出発前に清算させていただきます。
※相部半額制度対象外ツアーとなります。
旅行条件
食事回数 | 朝:9 昼:8 夜:4 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名 |
最大催行人数 | 10名 |
利用予定航空会社 | エミレーツ航空 ※航空会社によりエコノミークラスの座席指定が可能です(有料)また、国内線割引料金がございます。詳細はお問い合わせください。 |
旅券残存有効期間 | 出国時3か月以上 |
利用予定ホテル | レンヌ:メルキュールレンヌ・サントル・ガール、 ロキレック:グランホテル・デ・バン |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。