企画者より
ホテルニューグランド
明治初期、横浜の外国人居留地には十軒ほどのホテルがありました。その中でも横浜を代表するホテルといえば、グランドホテルとクラブホテルですが、いずれも関東大震災で倒壊してしまいました。震災後、横浜財政界が総力を挙げて建設したのが、ホテルニューグランドで昭和２年に完成しました。銀座の和光などを手がけた渡辺仁による設定で、細部にわたり東洋エッセンスがちりばめられた斬新な作りは市の歴史的建造物認定を受けています。開業以来、数多くのVIPを迎え横浜の歴史と共に歩んできたホテルです。
ツアーの見どころ
横浜と開港と中華街
１８５４年の日米和親条約によって開国を決めた日本は、続いて１８５８年アメリカ、オランダ、イギリス、ロシア、フランスの五か国と修好通商条約を締結し、開港場での貿易や外国人の居住などを取り決めました。翌年には、西洋諸国の領事館が神奈川宿に置かれ、商人たちが住む外国人居留地は現在の山下町に設けられました。横浜にやってきた西洋人は、上海・広州・香港などに拠点を置いていた人が多く、ほとんどは中国人を通訳として伴ってきました。１８７８年には、はじめて中国の領事館が開設され人口も増え中華街が形成されていきました。
1892年創業 萬珍楼
外国人居留地が設けられた当時、中華街に暮らす人々の職業は、印刷業、馬車製造業、洋裁師、床屋、医師、煉瓦職人などでした。１８８９年、外国人居留地制度が廃止されると、華僑たちは今までの欧米人相手の商売から、日本人相手の商売へと切り替え、自分たちの特技を生かせる道として中華料理屋が多く開業しました。
スケジュール
| 日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 横浜 13：00横浜ホテルニューグランドロビー集合（チェックインは、観光後となります）。旧横浜居留地の中国ゆかりの地と正月の賑わいを見せる中華街を観光します。○旧清国人集会所、外国人居留地を管轄した○加賀町警察署、孫文が華僑の子弟のために設立した○横濱中華学院、○旧中華会館・中華学校（関帝廟）、○旧清国領事館（山下町公園）など徒歩観光。 | 夕 | 横浜ホテルニューグランド泊 |
| 2日目 | 横浜 終日、自由行動。ご希望の方は水上バス、世界最新の都市型ロープウェイ・横浜エアーキャビンなどを利用した横浜観光にツアーコンダクターがご案内します。（実費） | 朝夕 | 横浜ホテルニューグランド泊 |
| 3日目 | ホテルにて解散。（チェックアウトは、11：00となります） | 朝 |
ご旅行代金
【3日間】
1月3日（金)～1月5日(日)
| 旅行代金 | ￥178,000 |
| 一名室追加料金 | ￥48,000 |
旅行条件
| 食事回数 | 朝：2 昼：0 夕：2 |
|---|---|
| 最少催行人数 | 3名 |
| 募集人数 | 8名 |
| ツアーコンダクター | 全行程同行 |
