
企画者より
桃源郷と呼ばれるフンザの里が、一年に一度、美しい薄いピンクの衣装を身に纏います。1974年10月までは、フンザ・ステートとして、内政の一切がミールという藩王に任されており、パキスタン国内の自治王国でした。現在はミール制が廃止されましたが、それでも独特の王国的な雰囲気を漂わせています。春は氷河を付けた峰々を背景に、杏の花、そして抜けるような青空、フンザの最も美しい季節です。このツアーでは、杏の季節限定で険しい山脈へと延びるカラコルム・ハイフェイを辿り、奥フンザの村までも訪ねて、じっくりと桃源郷の春を満喫していただきます。すぐ近くに迫る氷河、美しく澄み渡る渓流の水、青い目と金髪のワーヒー人が住むフンザの里は、きっと忘れえぬ体験となることでしょう。
人々の笑顔が山々に映える杏の里
氷河を付けた7,000m級の山々に囲まれ、ゆったり流れる水路の水。春には大地に杏の花が咲き誇ります。丘の上には古くからこの地を支配したミール(藩王)の宮殿が建っています。ここは1974年10月まではフンザ・ステートとして、内政の一切がミールに任されており、パキスタン国内の自治王国でした。現在はミール制が廃止されましたが、それでも独特の王国的な雰囲気を漂わせています。このあたりではワーヒー人と呼ばれる人々が暮らしています。目が青く、金髪が多いので一見ヨーロッパ人と全く変わりません。春は氷河を付けた峰々を背景に、杏の花、そして抜けるような青空、フンザの最も美しい季節です。人々の温かさと相まって心和ませてくれます。
ツアーの見どころ
フンザ観光の中心・カリマバードに2連泊
カラコルム山脈の7,000m峰のラカポシ、ディラン、スパンティーク、ウルタルなどが取り囲み、フンザ側を隔てて大展望が広がります。また、近郊には村々が点在し、杏の花が一面に咲き誇ります。様々な角度からピンクに染まる大地をご堪能ください。その他にラカポシ峰のビューポイントや日本人が建設したハセガワ・メモリアル・パブリック・スクールなど、フンザの見どころを余す所無くじっくり観光します。
K2登山への入り口 スカルドゥ
「2つの高い場所の間の低い土地」を意味するスカルドゥは標高2500mに位置する渓谷です。
付近には高山に囲まれた寒冷地砂漠や世界最大級のバルトロ氷河、世界で2番目に高い高山平原であるデオサイ国立公園などがあります。
ターコイズブルーの天然ダム アッタバード湖
2010年にフンザ渓谷で大規模な地すべりが起こり、インダス川の支流の川を堰き止めて出来た天然ダム湖。融雪期を迎え水位が上がったため、約1700名の村民が避難を余儀なくされました。現在は釣りやジェットスキーなどのアクティビティで人気のスポットです。
現地情報
【パキスタンに対する安全情報】
10月1日現在、今回訪れるエリアには外務省より「不要不急の渡航は止めてください」というレベル2の危険情報が発令されていますが、現地手配会社に情報を確認し、安全を考慮した上でツアーを発表しております。しかし、突然の情勢悪化により日程の変更、ツアー実施を取りやめる場合がございます。予めご承知の上でお申し込み下さいますようお願いいたします。
【査証関係】
○パキスタン査証料:無料
○査証用写真:1枚(4.5x3.5cm)
○査証取得手数料:¥6,600
○旅券残存有効期間:入国時6か月以上
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 東京/関空(午前発) バンコク(午後着発) イスラマバード(深夜着) 東京よりバンコク乗り継ぎにてイスラマバードへ。 | 機機 | イスラマバード |
2日目 | イスラマバード スカルドゥ(注1) 朝、航空機にてスカルドゥへ。到着後、上部と下部がある○カチュラ湖や○スカルドゥバザールにご案内します。 | 朝昼夜 | スカルドゥ泊 |
3日目 | スカルドゥ シガール スカルドゥ 終日、スカルドゥ周辺の村々を観光します。摩崖仏〇マンタル・ブッダ・ロックやパキスタンのスイスとも評される○チュンダ渓谷やK-2への入り口となる○シガール渓谷、17世紀にアマチャ王朝によって建てられた○シガール要塞や、寒冷地砂漠の○サルフランガ砂漠など。 | 朝昼夜 | スカルドゥ泊 |
4日目 | スカルドゥ アッタバード湖 専用車にてフンザへ。昼食はラカポシ峰(7,788m)のビューポイントでお召し上がりいただきます。その後、カリマバードと上フンザの中間点にあたるアッタバード湖を一望できるホテルへ宿泊します。 | 朝昼夜 | アッタバード湖泊 |
5日目 | アッタバード湖 グルミット パスー ソスト アッタバード湖 専用車にて上フンザのグルミットへ。途中、カラコルム・ハイウェイ上で中国国境に最も近い○ソスト村、フンザ川沿いの小さな○パス村をご案内します。 | 朝昼夜 | アッタバード湖泊 |
6日目 | アッタバード湖 デュイカル カリマバード 午前、専用車にてフンザの中心、カリマバードへ。途中、1000年以上前のものとされる○フンザの岩絵を見学します。その後、かつてのフンザのミール(藩王)の居城であった○バルチット要塞やフンザ川まで落差300mの断崖絶壁に築いた○アルチット要塞などに立ち寄り、デュイカル村へ。天候が良ければレディフィンガー峰も見える○展望台にご案内いたします。その後、カリマバードのホテルまで下ります。天候次第でディステギルサルピーク(7885m)、ディランピーク(7266m)、ウルターピーク(7388m)、フンザピーク(6270m)、レディフィンガーピーク(5985m)の雄姿がご覧いただけます。 | 朝昼夜 | カリマバード泊 |
7日目 | カリマバード ナガール スマヤール カリマバード 終日、カリマバード周辺の村々を観光します。午前、ナガール村の観光。村の最奥部にある○ホパー氷河へご案内いたします。昼食後、アクアマリンや蛍石などの宝石類が最高品質で産出される○スマヤール村へ。のどかな佇まいと美しい景観をお楽しみ頂きます。その後、カリマバードへ戻ります。フンザの人々の日常生活ぶりが伺える○バザールなどを観光します。 | 朝昼夜 | カリマバード泊 |
8日目 | カリマバード ギルギット 午前、カリマバードにある登山家、長谷川恒男氏に因んで造られた○「ハセガワ・メモリアル・パブリック・スクール」を訪れます。その後、ラカポシ峰のビューポイントに立ち寄りながら、カラコルム・ハイウェイを下りギルギットへ。 | 朝昼夜 | ギルギット泊 |
9日目 | ギルギット イスラマバード(注1) 航空機にてイスラマバードへ。着後、アジア最大級を誇る○ファイサルモスク、緑豊かなイスラマバードが見渡せる○ダムネーコ展望台、花が咲いたような形状の○パキスタン記念館などにご案内します。 | 朝昼夜 | イスラマバード泊 |
10日目 | イスラマバード ケウラ塩鉱山 イスラマバード(深夜発) 午前、ヒマラヤ岩塩の産地でもある○ケウラ塩鉱山を観光します。 | 朝昼夜 | 機中泊 |
11日目 | バンコク(朝着/午前または午後発) 東京/関空(午前または夜着) バンコク乗り継ぎにて成田空港着。 | 機 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承下さい。
※花の咲く時期はあくまで気候などの自然条件によって大きく左右されます。予めご承知の上でお申し込みください。
※東京発着とは成田空港か羽田空港いずれかとなり、ご出発の1か月ほど前に決まります。
(注1)気象条件などで航空機が欠航になる場合もございます。その際には専用車を利用して陸路での移動となりますので、下記のように日程が変わります。
予めご了承ください。
2日目:専用車にてチラスまたはベッシャムへ。(チラスまたはベッシャム泊)
3日目:専用車にてスカルドゥへ。(スカルドゥ泊)
9日目:専用車にてベッシャムへ。(ベッシャム泊)
10日目:専用車にてタキシラ経由でイスラマバードへ。帰国へ。(機中泊)
ご旅行代金
出発日 | 3月18日(水)~3月28日(土) 3月28日(土)~4月7日(火) |
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出発 | 東京 |
日数 | 11日間 |
旅行代金 | ¥488,000 |
1人部屋追加代金 | ¥88,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥33,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥18,000(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:9 昼:9 夕:9 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | タイ国際航空 ※航空会社によりエコノミークラスの座席指定が可能です(有料) また、国内線割引料金がございます。詳細はお問い合わせください。 |
利用予定ホテル | イスラマバード:ヒルビュー、レジェンド スカルドゥ:アヴァリエクスプレス、レジェンド アッタバード湖:ファマリー、バスクーチ カリマバード:ダーバー、ヒルトップ ギルギット:セレナ、ラマダ、アヴァリエクスプレス ※各地のホテルは上記又は同等クラスとなります。 ※ホテルは基本的にシャワーのみとなります。 |
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