
企画者より
神秘に包まれる太古の島 マダガスカルを探訪
アフリカ大陸から400㎞。1億7千年前に大陸から切り離されたこの島は、他では見ることのできない独自の進化を続けてきました。生息する哺乳類の80%、爬虫類の90%が固有種です。乾燥し半砂漠地帯、一面棘にある植物が広がる南部、バオバブ並木が印象的な西部、首都アンタナナリボのある高原地帯の中央部など、バラエティに富んだ地形の中にユニークな自然と動物が観察できます。
世界自然遺産ツィンギー
モロンダバから北へ200キロ、マダガスカルで最大規模を誇るベマラハ国立公園があります。ここは、長い年月をかけて浸食された石灰岩の岩山が鋭く切り立った尖塔群となり、ダイナミックな景観を造り上げています。この近寄りがたい大自然の中で、太古の昔からディケニーシファカも生息しています。
~トレッキングで楽しむ大ツィンギー~
原っぱと森を1時間半ほど歩くと、そそり立つツィンギーが見えてきます。ここで転落防止のハーネスを装着し、岩場を登ります。岩の合間をすり抜けることさらに1時間半、展望台に到着です。往復で4~5時間のハイキングです。くるぶしを覆うはキングシューズや軽登山靴や軍手、リュックサックなどが必需品となります。
ツアーの見どころ
マダガスカル固有の原猿類が数多く生息する ベレンティ国立公園
ワオキツネザル
尾に特有の縞模様のあるキツネザル。手を広げて日光浴をしている様子が可愛らしい。
ベローシファカ
頭頂部は黒やチョコレート色、体は白く美しい体毛で覆われています。木から木へ跳躍し10mの距離をジャンプすることも。
ハイイロネズミキツネザル
体長13センチの霊長類で最も小さい猿の種類。夜行性。大きな目が特徴でその目をきょろきょろさせながら移動します。
ブラウンキツネザル
太くて長い尻尾を持ち、全身焦げ茶色の体毛にキツネのような顔が特徴的です。
素朴な風景とリゾートが共存する島 ノシベ
マダガスカル北部にある火山島で島最大のリゾート地。ターコイズブルーの海と白浜ビーチが印象的です。また、古くから香水の原料となるイランイランの産地として知られています。レムーリアランドでは、数種類のキツネザルやカメレオンなど観察できます。
8月から11月はザトウクジラやイルカがやってくるシーズンです。
現地情報
マダガスカルは陸路が整備されていない為、移動手段は主に空路となります。また、フライトスケジュールの変更が多々あり、それによる日程の入れ替えや変更を余儀なくされたり、移動に予想以上に時間を要することがございます。予め、ご了承下さい。バスは土地柄コースターを利用しますが、未舗装の悪路を走行することもございます。尚、宿泊施設は首都以外は基本的にロッジとなり、一部の施設では電気の供給時間に制限があります。各部屋にはろうそくとマッチが常備され、ベッドには蚊帳が備えられています。ご参加の際は上記現地事情をご理解の上、ご参加下さいますようお願い致します。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 成田(夜発) 成田より韓国経由便にてアジスアベバへ向かいます。 | 機中泊 | |
2日目 | アジスアベバ(朝着)(午前発)アンタナナリボ(午後着) 午後、マダガスカルの首都アンタナナリボ到着。専用車にてホテルへ。 | 夜 | アンタナナリボ泊 |
3日目 | アンタナナリボ(昼頃発) モロンダバ(午後着) 午前、国内線にて西部バオバブの木の群生地で知られるモロンダバへ。夕刻、美しい夕陽で知られるモロンダバ郊外のバオバブ並木道へご案内します。双子のバオバブや愛し合うバオバブなど観察します。 | 朝昼夜 | モロンダバ泊 |
4日目 | モロンダバ(早朝発) ベコパカ(夕刻着) 早朝、ジープにてベマラハ国立公園へ向かいます。船着き場のありツィマファナからカーフェリーにてツィリビヒナ川を渡り、再び専用車にて荒涼としたサバンナを走ります。夕刻、ベコパカに到着します。 | 朝昼夜 | ベコパカ泊 |
5日目 | ベコパカ ベマラハ国立公園 午前、ジープにてベマラハ国立公園を訪れます。石灰岩の鋭く切り立った尖塔群が造り出す大ツィンギーのダイナミックな景観をお楽しみください。午後、マナンボロ沿いの散策や小ツィンギーへご案内します。 | 朝昼夜 | ベコパカ泊 |
6日目 | ベコパカ(早朝発) モロンダバ 午前、ジープとカーフェリーを乗り継いで再びモロンダバへ戻ります。 | 朝昼夜 | モロンダバ泊 |
7日目 | モロンダバ(午前発) アンツィラベ(夕刻着) 午前、専用車にてマダガスカル第三の都市アンツィラベへ向かいます。途中、田園や伝統家屋など、長閑な景色が広がります。夕刻、アンツィラベに到着します。 | 朝昼夜 | アンツィラベ泊 |
8日目 | アンツィラベ(昼頃発) アンタナナリボ(夕刻着) 午前、専用車にてアンタナナリボへ戻ります。着後、近郊のアンブヒマンガを訪れます。ここは初めてマダガスカルを統一したメリナ王朝の首都としてしられています。丘の斜面からは美しい棚田や田園風景が広がります。 | 朝昼夜 | アンタナナリボ泊 |
9日目 | アンタナナリボ(朝発) フォール・ドーファン(午前着) ベレンティ国立公園 朝、国内線にて南部フォール・ドーファンへ向かいます。 | 朝昼夜 | フォール・ドーファン泊 |
10日目 | フォール・ドーファン ベレンティ国立公園 朝、専用車にて再びベレンティ国立公園へ向かいます。 | 朝昼夜 | フォール・ドーファン泊 |
11日目 | フォール・ドーファン(午前発) アンタナナリボ(昼頃着) 午前、国内線にてアンタナナリボへ。着後、専用車にて市内観光へご案内します。生鮮食品が並ぶ〇アナラケリーマーケット、民芸品が揃う〇ダイクマーケット、マダガスカル固有の動植物が集められた◎ツィンバザザ公園など。 | 朝昼夜 | アンタナナリボ |
12日目 | アンタナナリボ(昼頃発) ノシベ(午後着) 午前、18世紀末から島を支配したメリナ王朝の宮殿跡〇女王宮を見学します。その後、国内線にて北部ノシベへ向かいます。着後、ホテルへ。夕食はシーフード料理をお召し上がり頂きます。 | 朝昼夜 | ノシベ泊 |
13日目 | ノシベ(午後発) アンタナナリボ(夕刻発) アジスアベバ(夜着) 午前、ノシベの島内観光へご案内します。〇イランイランのプランテーションや〇蒸留所、珍しいキツネザルやカメレオンが集められた◎レムーリアランドなど。午後、国内線にてノシベよりアンタナナリボへ。帰国の途へつきます。 | 朝昼 | 機中泊 |
14日目 | 成田(夜着) 夜、成田空港到着。 |
ご旅行代金
出発日 | 5月14日(火)~5月27日(月) 10月1日(火)~10月14日(月) |
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出発 | 成田 |
日数 | 14日間 |
旅行代金 | ¥928,000 |
1人部屋追加代金 | ¥158,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥83,500(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥55,500(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:11 昼:11 夕:11 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 10名様 |
利用予定航空会社 | エチオピア航空、マダガスカル航空 |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。
○利用予定ホテル
アンタナナリボ:ルレ・デ・プラト、ラディソン・ブル
モロンダバ: ベゾ・ビーチ
ベコパカ: オーキデエ・デ・ベマラハ
アンツィラベ:ルーブル、アロテル
フォール・ドーファン:クロワ・デュ・スッド
ノシベ:ノシベ
※相部屋半額制度の適用はございません。