企画者より
ニューヨーク・タイムズの「世界で一番行きたい国」第1位に選ばれたこともあるラオス。そんなラオスは手つかずの豊かな自然だけでなく、文化や風習も多種多様で、素朴な魅力にあふれています。そんなラオスにも昨年高速鉄道が開通し、交通の便が向上しました。今回のツアーでは、今までバスの長距離移動だった箇所で高速鉄道を使い、より快適なツアーにしております。また、連泊続きのゆったりとした日程で周遊ツアーでは訪れない知られざるラオスの魅力をご紹介いたします。常に心が豊かで微笑みを絶やさない、そんな人々が暮らす「癒やしの国」へご案内いたします。
ツアーの見どころ
「赤い蓮の海」ノーンハーン湖
タイ北部のウドーンターニー県クンパワーピー郡にある、「赤い蓮の海(タレー・ブア・デーン)」と呼ばれるノーンハーン湖。総面積約36㎞2の広大な湖一面に咲く赤い蓮は、例年12月~2月にベストシーズンを迎えます。早朝6時~11時には花が満開となり、湖が赤く染まる幻想的な景色をボートで楽しむことが出来ます。またこの湖は、地元の人々の努力によって、日本ではほぼ絶滅してしまったような多様な水生植物が生息する豊かな生態系が維持されています。ボートで湖を遊覧し、美しい光景に心を奪われましょう。
世界遺産
ルアンパバーン
古都ルアンパバーンには、メコン川沿いの深い緑の中に60を超える寺院が点在しています。東南アジアいち美しい街の一つとされているこの街は、ルアンパバーン様式と呼ばれる赤い屋根を持った寺院が並び、僧たちが行き交う様子など仏教色が色濃く見られます。街には14世紀に建国されたラオスの起源となるラーンサーン王国やフランス植民地の面影が色濃く残っています。
バンチェン遺跡
紀元前2500年~2000年に遡る東南アジア最古の農耕文明の跡で1992年に世界文化遺産に登録されました。バンチェンの人々は稲作・農耕文化を持ち、陶器技術も発達していたと言われています。ここではすでに土器だけでなくガラスや青銅器、鉄器などが使用され、黄河文明・メソポタミア文明とは違った東南アジア独自の文明として注目を集めています。
ジャール平原
ラオス中央部の高原にあるジャール平原はフランス語で壺を意味する言葉にちなんで名付けられました。紀元前500年からの鉄器時代に使用された2100個以上の巨大な石壺は遺跡群を構成する15の要素に分けられ、1000年間に及ぶ石から作られた大きな壺や円盤、副次的に出来た墓や墓石、採石場、そして副葬品が含まれています。これらは鉄器文明の最も重要な遺跡で、西暦500年頃に文明が消滅するまで使用されていました。
現地情報
【ラオスの安全情報】
4月1日現在、今回訪れるエリアには外務省より「十分注意してください」というレベル1の危険情報が発令されていますが、現地手配会社に情報を確認し、安全を考慮した上でツアーを発表しております。しかし、突然の情勢悪化により日程の変更、ツアー実施を取りやめる場合がございます。予めご承知の上でお申し込み下さいますようお願いいたします。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 成田/関空(午前発) ✈ アジア主要都市(午後着/午後発) ✈ ビエンチャン(夜着) 成田空港または関西空港よりアジア主要都市乗り継ぎにてビエンチャンへ。 | 機機 | ビエンチャン泊 |
2日目 | ビエンチャン 【国境】 ウドーンターニー ビエンチャン 早朝、専用車にて国境を越えてタイ北部の町ウドーンターニーへ。「赤い蓮の海」と呼ばれる○ノーンハーン湖の遊覧にご案内します(※1)。湖を赤く染める一面の蓮をお楽しみ下さい。 | 朝昼夜 | ビエンチャン泊 |
3日目 | ビエンチャン シェンクアン ジャール平原 シェンクアン 半日、ビエンチャンの観光。1551年の建立当時そのままの姿を留める寺院○ワット・シーサケート、○ワット・ポーパケオ、ビエンチャンのシンボルである黄金の塔○タート・ルアン、パリの凱旋門を模して建てられた○パトゥーサイなど。その後、航空機にてシェンクアンへ。 | 朝昼夜 | シェンクアン泊 |
4日目 | シェンクアン ビエンチャン 午前、シェンクアンの観光。かつてシェンクアンの県庁所在地だったムアンクーンなど。空爆により廃墟となった仏教寺院の遺跡などを見学します。その後、航空機にてビエンチャンへ。 | 朝昼 | ビエンチャン泊 |
5日目 | ビエンチャン 【鉄道】 バンビエン 早朝、高速鉄道にてバンビエンへ。到着後、鍾乳洞のタムチャン洞窟散策やナムソン川のボートクルーズをお楽しみ下さい。 | 朝昼夜 | バンビエン泊 |
6日目 | バンビエン 【鉄道】 ルアンパバーン 早朝、バンビエンの日の出鑑賞にお連れ致します。その後、地元の朝市を見学します。 午後、高速鉄道にてルアンパバーンへ(約1時間)。 着後、ルアンパバーンの観光。かつて王宮だった建物を利用した◎王宮博物館やすいか寺とも呼ばれる○ワット・ビスンナラート、ラオスで最も美しいといわれる寺院○ワット・シェントーン、黄金の仏塔と立像が印象的な○ワット・セーンスークハラムなど。 | 朝昼夜 | ルアンパバーン2連泊 |
7日目 | ルアンパバーン 早朝、希望者は托鉢の様子や朝市の風景をご覧いただきます。 | 朝昼夜 | ルアンパバーン泊 |
8日目 | ルアンパバーン(夜発) ✈ アジア主要都市(夜着) 終日、ルアンパバーン近郊の観光。エメラルドグリーンの水が美しい○クアンシーの滝へ。昼食後、郊外の○水牛ファームへ向かい その後、空港へ。夜、航空機にてアジア主要都市乗り継ぎにて帰国の途へ。 | 朝昼夜 | 機中泊 |
9日目 | アジア主要都市(深夜発) ✈ 成田/関空(朝着) 成田空港または関西空港到着。 | 朝昼機 |
※〇は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承ください。
※1 蓮の花の開花はあくまで気候などの諸条件に大きく左右されますので、予めご承知の上でお申し込みください。
※2 列車の収納スペースは限られたものとなりますので、コンパクトなスーツケースをご準備ください。
ご旅行代金
出発日 | ①12月13日(金)~12月21日(土) ②1月10日(金)~1月18日(土) |
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出発 | 成田/関空 |
日数 | 10日間 |
旅行代金 | ①¥438,000 ②¥458,000 |
1人部屋追加代金 | ¥88,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥38,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥14,800(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。
なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:7 昼:7 夕:5 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | ベトナム航空、タイ国際航空 |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。
○利用予定ホテル
利用予定ホテル
ビエンチャン:ドンチャンパレス、ラオプラザ
シェンクアン:バンサナプレインオブジャール
バンビエン:ティーマート、インシラ、シルバーナガ
ルアンパバーン:サナケオ、サンティ、ムアントン
※各地のホテルは上記又は同等クラスとなります。
※ホテルの一部客室はシャワーのみとなります。