
企画者より
イスラム教の聖地メッカがあるサウジアラビアは厳格なイスラム教の解釈に基づいて統治され、ビジネスなどの目的以外の外国人の訪問を厳しく制限してきましたが、サウジアラビア政府は2019年9月、同国史上初めて外国人向けの観光査証発給を開始すると発表しました。サウジ政府は、観光ビザ導入を「歴史的な変革」と強調し、ムハンマド皇太子が主導する国家改革プランに沿って、2030年までに観光で100万人の雇用を創出し、国内総生産比10%の主要産業に育てる方針を掲げました。美しい紅海沿岸部や内陸部の広大な砂漠など実に変化に富んだ自然があり、古代ナバティア王国の遺跡をはじめとして数多くの文化遺産が点在しています。また2022年には、聖地メディアの異教徒による訪問が解禁されました。
ツアーの見どころ
2022年、異教徒による訪問解禁! メディナ
アラビア半島紅海側のヒジャーズ地方に位置するマディーナは、毎年、何百万人もの巡礼者が訪れる、メッカに次ぐイスラム教の第2の聖地です。街の中心部には、「預言者のモスク」があります。このモスクは預言者が自ら建てたもので、その墓地もあります。預言者ムハンマドは西暦622年にメッカからメディナに移住し、この地で生活と布教をはじめました。白亜のモスクは、イスラム共同体による最初のイスラム建築物として知られ、のちに各所で建造されたモスクのモデルとなった重要なモスクとなっています。
世界遺産
ハイル地方の岩絵
ハイル地方の岩絵郡は中東最大ともいわれています。アラビア半島が砂漠化していく1万年前からの人々に生活の変遷を伝えています。
古代隊商王国ナバティア マダイン・サーレハ
かつては、香料や塩などの隊商貿易の中継地として多くの人々で賑わい繁栄を極めました。ここには四つの大きな墓地があり、装飾が施された94もの墓石群のほか、神殿、用水路や貯水槽などの遺跡が良好な状態で保存されていました。いずれもナバティア人の建築技術と水利技術の高さを顕著に示すものとして、世界遺産に登録されました。
メッカへの玄関口 歴史都市ジェッダ
ジェッダはサウジアラビア西部のメッカ州にある紅海に臨む都市で、首都リヤドに次ぐ大都市です。もともと寂れた漁村でしたが、イスラム教が興って近郊のメッカが聖地になると、巡礼者の中継地点として栄えるようになりました。現在では、ハッジ(大巡礼)の時期になると毎年200万人ものイスラム教徒が、ジェッダを経由してメッカへ巡礼します。また多くの国際機関や金融機関が本拠を置く経済都市でもあり、多様な民族が働いている都市です。2014年、メッカの玄関にあたる歴史都市ジェッダという名称で世界遺産に登録されました。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 成田/関空(深夜発) 成田空港または関西空港よりよりドバイへ。 | 機 | 機中泊 |
2日目 | ドバイ(早朝着/午前発) リヤド(午前着) ドバイ着後、航空機を乗り換えてサウジアラビアの首都リヤドへ。 | 機昼夜 | リヤド泊 |
3日目 | リヤド ディルイーヤ リヤド(午後又は夕刻発) ハイル(午後又は夜着) 午前、リヤド郊外にある世界遺産ディルイーヤのツライフ地区の観光。 | 朝昼夜 | ハイル泊 |
4日目 | ハイル ジュッバ アル・ウラ 午前、ハイルとジュッバの観光。13世紀末に建てられた○アイリフ城、○アル・カシャラ要塞、先史時代の○ジュッバの岩絵など。観光後、アル・ウラへ向かいます。 | 朝昼夜 | アル・ウラ泊 |
5日目 | アル・ウラ マダイン・サーレハ 午前、荒漠たる大地に古代ナバティア人が造った華麗なる岩窟墳墓で世界遺産に登録されている○マダイン・サーレハ(注)とメッカへの巡礼鉄道として知られ、映画『アラビアのロレンス』でも破壊工作が描かれた○ヒジャーズ鉄道の駅舎跡・エレファントロックを観光。その後、アル・ウラへ戻り旧市街などを観光します。 | 朝昼夜 | アル・ウラ泊 |
6日目 | アル・ウラ メディナ(夕刻発) 【列車】 ジェッダ(夜着) 午前、専用車にて2022年より観光が可能になったメディナへ向かいます。○預言者のモスクなどを観光しメディナ市内で昼食後、高速鉄道にてジェッダへ。着後、ホテルへ。途中、高さ312ⅿを誇る世界で最も高い噴水○ファアド王の噴水を見学。 | 朝昼夜 | ジェッダ泊 |
7日目 | ジェッダ(夜発) ドバイ(深夜着/深夜発) 午前、聖地メッカの手前までのドライブをお楽しみいただきます。その後、ジェッダの観光。 旧市街の○アル・シャフィーモスク、○ナシーブハウス、○スーク、○フィッシュマーケットなど。 | 朝機 | 機中泊 |
8日目 | 成田/関空(夕刻着) 成田空港または関西空港到着。 |
※現在、マダイン・サーレハには一般観光客の立ち入りは禁止されていますが、今ツアーでは特別許可書を取得し訪問します。観光は、シャトルバスを利用します。
現地事情により入場が不可となった場合でも変更補償金の対象とはなりませんので、予めご了承の上でお申込み下さい。
ご旅行代金
出発日 | 2月21日(水)~2月28日(水) |
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出発 | 成田/関空 |
日数 | 8日間 |
旅行代金 | ¥858,000 |
1人部屋追加代金 | ¥168,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥82,000(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥18,000(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:5 昼:5 夕:5 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 8名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | エミレーツ航空 |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。
○利用予定ホテル
〇利用予定ホテル
リヤド:ホリデイイン アル・ウラ:サハイ
ジェッダ:プライム ハイル:ミレニアム
※各地のホテルは上記又は同等クラスとなります。
※ホテルは基本的にシャワーのみとなります。
※相部屋半額制度の適用はございません。