
企画者より
世界遺産『エル・タヒン』365の窓(!?)謎の壁龕ピラミッドに迫る!
メソアメリカにおける先住民文化と言えば、マヤ文明を挙げる方は多いでしょう。しかしメキシコを訪れると、地域によって、また時代も様々に実に多様な文明が栄えていたことが分かります。最も古くメソアメリカ文明の母体ともなったメキシコ湾岸のオルメカ文明、太陽と月のピラミッドで有名なテオティワカン、さらに紀元前400年から紀元900年の長きに及んだマヤ文明、そしていよいよスペインによる征服を受けることとなったアステカ文明。地域が異なれば産物も異なる。相互間の交易が互いの発展に大いに役立っていたことは言うまでもありません。果たしてこれらの文明はどう関わっていたのか?歴史ロマンを解く旅へ出かけましょう。
世界遺産
テオティワカン
巨大な太陽のピラミッドと月のピラミッドがランドマーク。最盛期は紀元前350年~紀元後650年頃と見られ、トラロックやケツァルコアトルといった神々への信仰が行われていたとみらます。
カンペチェ歴史的要塞都市
スペイン植民地時代の城壁や要塞などがよく保存されています。当時はスペイン人たちが城壁の中に住んでいました。
エル・タヒン
ベラクルス州の遺跡で、最盛期は紀元600~1200年の古典期後期さらに後古典期。祭祀センターとして神殿がいくつか見つかった中でも壁龕のピラミッドはかなりユニークな建築様式です。最近になってマヤと遠い血縁関係にあるワステカ人によって造られた可能性が高いという説があります。
ウシュマル
マヤ遺跡の一つで、時代は紀元700年~1100年頃。急斜面に118段の階段のついた魔法使いのピラミッドの姿は圧巻です。る。また、内面と外面に見事に施された彫また、内面と外面に見事に施された彫刻が美しい尼僧院も必見です。
パレンケ
7世紀の古典期後期に最盛期を迎えたマヤ遺跡。宮殿のような「マヤ遺跡の典型」ともいえる建築のほか、碑文の神殿の地下室からは、7世紀に在位したパカル王の遺体と翡翠の仮面が発見されています。
チチェンイツァ
紀元900年~1522年頃の後古典期に発展したチチェンイツァ。別名ククルカン(羽毛の蛇)とも呼ばれる四角柱のピラミッドが有名である。階段数の合計が365であること、春分の日と秋分の日のみ、階段基部の蛇の頭に太陽の影によって造られる胴体が現れるしくみなど、天文学に優れていたことがわかります。
ツアーの見どころ
神秘のセノーテ イッキル
セノーテとは、ユカタン半島の石灰岩地帯に地下水が溜まった天然の泉。ユカタン地方では、その多くが真水の供給源であったと同時に、崇拝の対象であるマヤの雨神チャクに捧げられていました。
知られざる滝 アグア・アスール
グアテマラ国境に近いチアバス州にある美しい滝の景勝地
エク・バラン遺跡
知る人ぞ知る秘密のマヤ遺跡。紀元前300年頃から始まった都は、城壁が3重にも張り巡らされていたことから、この地で数多くの攻防戦が繰り広げられたことが推測されます。高さ28mのアクロポリスからの眺めは圧巻です。
オルメカ文明
紀元前1200年頃から紀元前後にかけて、先古典期のメソアメリカで栄えた文明であり、これはアメリカ大陸でもっとも初期に生まれた文明です。ジャガーのモチーフも多く見つかっていることからジャガー信仰の風習が伺えます。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | ベラクルス ポサ・リカ 成田空港より直行便にてメキシコシティへ。 | 機昼夜 | ポサ・リカ泊 |
2日目 | ポサ・リカ ベラクルス 午前、世界遺産○エル・タヒンを訪れます。600~900年の古典後期からこれに続く1200年までの後古典期に栄えた祭祀センターとして知られています。マヤ族と遠い血縁関係が推測されるワステカ人ル・タヒンの象徴ともいえる壁龕のピラミッド、大広場などご案内します。その後、州都ハラパの◎人類学博物館へ。その後、ベラクルスへ向かいます。 | 朝昼夜 | ベラクルス泊 |
3日目 | ベラクルス ビジャエルモサ 午前、タバスコ州のビジャエルモサへ。途中火山に囲まれ風光明媚な湖のあるカテマコの町に立ち寄ります。 | 朝昼夜 | ビジャエルモサ泊 |
4日目 | ビジャエルモサ パレンケ 専用車にて、マヤ文化圏最西端にあたるコマルカルコ遺跡を見学します。その後、オルメカ文明の有名な巨石人頭像が展示されているラ・ベンタ野外博物館を見学します。午後、チアパス州のパレンケへ。 | 朝昼夜 | パレンケ泊 |
5日目 | パレンケ 午前、メキシコ中で最も素晴らしいマヤ遺跡と称される世界遺産パレンケの観光にご案内いたします。鬱蒼とした熱帯雨林の中に眠る古代都市遺跡をじっくり見学します。午後は、近郊の滝と湖が織りなす景観アグア・スルへ。 | 朝昼夜 | パレンケ泊 |
6日目 | パレンケ メリダ 専用車にて、ユカタン州の州都メリダへ向かいます。途中、スペイン人によって最初に造られた要塞都市カンペチェに立ち寄ります。植民地時代の面影を残す旧市街の散策などご案内いたします。 | 朝昼夜 | メリダ泊 |
7日目 | メリダ 終日、専用車にて代表的なマヤ文明の遺跡として知られる世界遺産ウシュマルとカバーにご案内いたします。ウシュマルでは、急な階段をもつ楕円錐型の魔法使いピラミッドが有名です。また、カバーでは独特な装飾が多い中、仮面の神殿は必見です。 | 朝昼夜 | メリダ泊 |
8日目 | メリダ バリャドリッド 専用車にて、黄色い町と呼ばれるイサマルへ。着後、町の修道院跡などご案内します。続いて“神秘のセノーテ”イッキルを訪ねます。その後、世界遺産チチェンイツァを訪れます。観光後、バリャドリッドへ。 | 朝昼夜 | バリャドリッド泊 |
9日目 | バリャドリッド カンクン メキシコシティ 午前、2000年に発見されたエク・バラム遺跡を訪れます。28mの高さを誇るアクロポリスなどご案内します。 | 朝昼夜 | メキシコシティ泊 |
10日目 | メキシコシティ 午前、専用バスにてメキシコ最大の宗教都市テオティワカンの観光へ。午後、メキシコシティの市内観光にご案内します。中央広場の○ソカロやアステカ帝国の中央神殿跡◎テンプロ・マヨール、国民的芸術家ディエゴ・リベラの大壁画がある○国立宮殿などご案内致します。 | 朝昼夜 | メキシコシティ泊 |
11日目 | メキシコシティ 午前、自由行動。午後、貴重な遺跡の発掘品を展示する◎国立人類学博物館へご案内いたします。夕食後、空港へ向かいます。深夜、空路にて帰国の途へ。 | 朝夜 | 機中泊 |
12日目 | メキシコシティ 日付変更線通過 | 機機機 | 機中泊 |
13日目 | 成田(早朝) 朝、成田空港に到着。 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承ください。
ご旅行代金
出発日 | 3月13日(水)~3月25日(月) |
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出発 | 成田 |
日数 | 13日間 |
旅行代金 | ¥828,000 |
1人部屋追加代金 | ¥108,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥37,800(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥16,800(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:10 昼:10 夕:111 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | アエロメヒコ |
利用予定ホテル
ポサ・リカ:フィエスタ・イン・ポサ・リカ
ベラクルス:フィエスタ・イン・マレコン
ビジャエルモサ:フィエスタ・イン・ビジャエルモサ・センカリ
パレンケ:ミシオンパレンケ
メリダ:エル・コンキスタドール
バリャドリッド:メソン・デ・マルケス
メキシコ・シティ:プラサ・フロレンシア
※ホテルはすべて、上記または同等クラスとなります。
※相部屋半額制度の適用はございません。