
企画者より
19世紀後半から20世紀の初頭にかけて、今後の日本の基幹産業となる造船、製鉄、製鋼、石炭産業などの重工業が急速に発展します。現在も残るその史跡群は、その後の日本の成長の軌跡を示すものとして、2013年に全国11カ所の明治期の史跡が、世界文化遺産に登録されました。その多くが九州に所在し、世界遺産登録以後、多くの人が九州の新しい魅力を一目見ようと訪れています。
ツアーの見どころ
文豪たちの足跡
「熊本は森の都だなあ。」と熊本の印象を話した夏目漱石は、1869年29歳の時に池田停車場(現・上熊本駅)に降りたちます。約4年に渡る彼の熊本時代を、史跡を巡って辿ることができます。また、同じように英語教師として小泉八雲も、1891年に熊本へ赴任し、彼の足跡が今も残っています。
宮本武蔵の霊厳堂
熊本金峰山の霊厳洞は宮本武蔵が「五輪の書」を死の直前まで執筆していた場所として知られています。
特急「A列車で行こう」
ジャズの名曲「A列車で行こう」にちなんで名づけられました。大人の旅がコンセプトのゴージャスな空間を演出しています。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 熊本空港(13:00集合) 大牟田 熊本市 熊本空港集合。専用車にて世界遺産・明治日本の産業革命遺産に登録された、大牟田市の○三池炭鉱宮原坑へ。1889年に三井に払い下げられ1997年閉山まで長年にわたり出炭を続けました。実際に石炭が運び出された○三池港にも立ち寄り、熊本市へ。到着後ホテルへ。 | 夕 | 熊本市泊 |
2日目 | 熊本市 午前、専用車にて玉名へ。熊本細川藩に従事した○前田家の別邸へ。夏目漱石の「草枕」の舞台となった事でも有名です。観光後、宮本武蔵が五輪の書を書いたことで知られる○霊厳洞の観光。熊本市内に戻り、旧池田停車場である○上熊本駅、夏目漱石が2年近く過ごした◎内坪井旧居、熊本大学敷地内の赤レンガ造の建物◎五高記念館、坂本龍馬などの維新志士や勝海舟などが | 朝昼夕 | 熊本市泊 |
3日目 | 熊本市 三角(みすみ) 天草 午前、専用車にて引き続き、熊本市内の観光にご案内します。横井小楠ら維新の群像が並ぶ○高橋公園、熊本で英語教師を勤めた◎小泉八雲熊本旧居などを見学し、熊本駅へ。特急「A列車で行こう」に乗り、三角駅へ。三角にて、世界文化遺産「明治日本の産業遺産 製鉄、造船、石炭産業」に登録された三角西港と史跡を巡ります。◎洋館「浦島屋」、◎龍驤舘(りゅうじょうかん)、◎旧高田回漕店、◎西港明治館などの観光。観光後、専用車にて天草 | 朝昼夕 | 天草泊 |
4日目 | 天草空港 福岡空港(16:25頃解散) 午前、専用車にて下天草の観光。○楠浦の眼鏡橋、○祗園橋など素朴な天草の風景や、天草の歴史に欠かせない○東向寺や○延慶寺などの観光。昼食後、天草空港へ。プロペラ機の天草エアラインにて福岡空港へ。空港到着後、解散。 | 朝昼 |
ご旅行代金
【4日間】
3月8日(金)~3月11日(月)
旅行代金 | ¥238,000 |
一名室追加料金 | ¥32,000 |
旅行条件
食事回数 | 朝:3 昼:3 夕:3 |
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最少催行人数 | 5名 |
募集人数 | 8名 |
ツアーコンダクター | 全行程同行 |
○利用ホテル:
熊本市:ホテルキャッスル、カンデオン、
ホテル日航又は同等クラス
下天草:アレグリアガーデン、天草プリンス、
又は同等クラス