
企画者より
インドには多種類の動物が生息しており、現存する哺乳類は316種。深い森には象が生息し、野生のヤギやヒツジの他にニルガイ、スイギュウ、イッカクサイ、クマ、オオカミ、ジャッカル、アクシスシカ、サンバー、ホエジカなどの各種のシカやサル、カモシカが見られます。爬虫類ではニシキヘビや毒を持つコブラなど390種、鳥類ではオウム、クジャク、アオサギ、インドブッポウソウなど固有種も含めて926種が生息しています。
世界遺産 カジランガ国立公園
1905年、カジランガ提案保護林が創設されてから100年以上の歴史を持つ国立公園で広さは430 km2。インドサイの最大の生息地で、全世界の生息数の約2/3がここにいるとされている。また、インドサイの他34種の哺乳類の生息地で、うち15種はレッドリストに記載されている絶滅危惧種です。カジランガは、ヒマラヤ丘陵において最大規模の自然保護地帯であることから多くの種が残っており、生物多様性も豊かであることから「生物多様性のホットスポット」と言われており、世界遺産に登録されました。
インドサイ
インドサイはインド北部からネパールなどに分布し、サイの中ではもっとも北方に生息しています。角目的の乱獲やスポーツハンティングなどにより、生息数は20世紀初頭には約200頭まで激減したインドサイですが、保護のため、カジランガ国立公園が設立されるなど、2018年には3588頭まで増えています。特徴は、体に鎧のようなひだがあることで、別名ヨロイサイとも呼ばれ、このひだは肩と臀部が著しく、皮膚は哺乳類の中ではもっとも硬いと言われています。アフリカに生息するクロサイやシロサイの角が2本であるのに対して、インドサイの角は1本で、このためイッカクサイとも呼ばれています。また、サイの中では最大であるといわれており、肩高は平均して170~190cm程で、雄は体長4.5m、体重は2トンを超えるものもいます。森林や丈の高い草が茂る湿地帯などに生息し、ときに数頭ほどの小さな群れをつくることもありますが、発情期以外はふつう単独で生活しています。行動範囲は2~8km2程度と言われ、日中は長い時間を水中で過ごすことが多く、泥浴びや水浴びを好む習性があります。
ツアーの見どころ
ディブルー・サイコーワ国立公園
インドのアッサム州にあり、1997年に生物圏保護区に指定されました。面積は765㎢、北はブラマプトラ川とロヒット川、南はディブル川に囲まれています。珍しいハジロモリガモの生息地を保護するために作られたこの公園には、水牛、トラ、ボウシラングールなどの珍しい生き物も生息しており多くの絶滅危惧種の生息地でもあります。また、野生の馬が生息する世界でも数少ない場所の1つです。(もともとは、第二次世界大戦中にイギリス軍によってティンスキアとその周辺に設置された厩舎の馬の子孫です)
ナムダファ国立公園
1983年に設立されたインド北東部のアルナーチャルプラデーシュ州にある面積1,985km²の広大な国立公園です。世界で唯一4種のネコ科(トラ、ヒョウ、ユキヒョウ、ウンピョウ)が共生する生息地です。その他、アッサムマカーク、インドで唯一絶滅の危機にある「猿」であるフーロックテナガザル、ゾウ、ツキノワグマ、スイギュウなどが生息しています。
スケジュール
日 | スケジュール | 食事 | 宿泊 |
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1日目 | 羽田(午前発) デリー(夕刻着) 午前、航空機にて羽田空港よりデリーへ。着後、ホテルへ。 | 機 | デリー近郊泊 |
2日目 | デリー(午前発) ディブルー・サイコーワ国立公園 午前、国内線にてインド東北部、アッサム州のディブルガルへ。着後、専用車にてディブルー・サイコーワ国立公園へ。夕刻、公園でのボートサファリをお楽しみください。 | 朝昼夜 | ティンシュキア泊 |
3日目 | ディブルー・サイコーワ国立公園 ナムダファ国立公園 午前、マグリ・ビルにてボートサファリにてバードウォッチングをお楽しみください。午後、ナムダファ・ナショナル・パーク & タイガー保護区近くのホテルへチェックイン。夕刻、ボートサファリをお楽しみください。 | 朝昼夜 | ナムダファ国立公園泊 |
4日目 | ナムダファ国立公園 国立公園でのバードウォッチングへご案内致します。 | 朝昼夜 | ナムダファ国立公園泊 |
5日目 | ナムダファ国立公園 ジョルハット 午前、専用車にてジョルハットへ向かいます。夕刻、アッサムの紅茶農園のオーナーの邸宅を改築したヘリテージホテルにチェックイン。 | 朝昼夜 | ジョルハット泊 |
6日目 | カジランガ国立公園【ジープサファリ】 午前、カジランガ国立公園へ向かいます。 | 朝昼夜 | カジランガ泊 |
7日目 | カジランガ国立公園 午前、カジランガ国立公園のエレファントサファリをお楽しみください。午後はジープサファリへご案内します。 | 朝昼夜 | カジランガ泊 |
8日目 | カジランガ国立公園 グワハーティ デリー グルガーオン 午前、グワハーティ空港へ向かいます。国内線にてデリーへ。着後、専用車にてグルガーオンへ | 朝昼夜 | グルガーオン泊 |
9日目 | グルガーオン スルタンプール国立公園 デリー(午後発) 早朝、スルタンプール国立公園にて100種類以上の渡り鳥がやってくる野鳥の楽園を散策します(3.5km、4時間)。 | 朝昼夜 | 機中泊 |
10日目 | 羽田(午前着) 朝、羽田空港着 |
※○は下車観光、◎は入場観光の表示です。
※交通スケジュールの変更等により日程が一部変更となる場合は予めご了承下さい。
※インドサイをはじめ、全ての野生生物は自然の中で生息しており、確実に見ることができるとは限りません。また万が一見られない場合でもご返金はございません。予めご了承の上、お申し込みください。
ご旅行代金
出発日 | 2月5日(月)~2月14日(水) |
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出発 | 羽田 |
日数 | 10日間 |
旅行代金 | ¥528,000 |
1人部屋追加代金 | ¥88,000 |
※上記旅行代金とは別に航空機の燃油サーチャージ¥64,450(目安)、航空保険料および海外の空港諸税等¥20,250(目安)や日本国内の空港関連諸税等を申し受けます。なお増減された場合はご出発前に精算させていただきます。
旅行条件
食事回数 | 朝:8 昼:8 夕:8 |
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ツアーコンダクター | 全行程同行 |
最少催行人数 | 6名様 |
最大催行人数 | 12名様 |
利用予定航空会社 | エアインディア |
お荷物無料宅配サービスご出発、ご帰国時にスーツケース(お1人様1個)を無料宅配致します。
○利用予定ホテル
デリー:アロフトニューデリーエアロシティーまたは同等クラス
ティンシュキア:パドミニリゾート
ナムダファ国立公園:ナダムファジャングルキャンプ
カジランガ:ボーゴスリゾート、イオラ、インフィニティリゾート
ジョルハート:カジランガゴルフリゾート、バンヤングローブ
グルガーオン:ラマダ、パークプラザ